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アイテム
高分解能ARPESによるBi2Sr2CaCu2O8+δのギャップ不均一性
https://repo.qst.go.jp/records/82408
https://repo.qst.go.jp/records/8240817c91265-4dbb-45f4-ae2d-a33550b35d59
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2021-03-23 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 高分解能ARPESによるBi2Sr2CaCu2O8+δのギャップ不均一性 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
杉山貴哉
× 杉山貴哉× 岩澤, 英明× 小澤秀介× 尾田拓之慎× 河野嵩× 木村昭夫× 宮本幸治× 奥田太一× 石田茂之× 吉田良行× Hideaki, Iwasawa |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | ⾼温超伝導の発現機構は、未だに統⼀した⾒解は得られておらず、秩序変数である超伝導ギャップの研究が発現機構の解明の鍵を握っている。⾛査型トンネル分光/顕微鏡を⽤いた研究では、銅酸化物⾼温超伝導体Bi2Sr2CaCu2O8+δ(Bi2212)の超伝導ギャップは、実空間でナノスケールの不均⼀性があることが報告されている[1]。⼀⽅で、銅酸化物⾼温超伝導体の特徴として、波数⽅向に異⽅的な d 波超伝導ギャップを形成することが挙げられる。しかしながら、実空間不均⼀性が超伝導ギャップの振る舞いに与える影響はよくわかっていない。そこで本研究では、ギャップの波数依存性と空間依存性を同時に調べることを⽬的として、不⾜ドープ Bi2212 (Tc = 65 K)について微⼩集光したレーザー(hν = 6 eV)を⽤いた⾼分解能のマイクロ⾓度分解光電⼦分光(ARPES)を広島⼤学放射光科学研究センターにて⾏った。 図には、超伝導状態で測定(T = 20 K)した不⾜ドープの Bi2212 のノード⽅向(挿図参照)のバンド分散を⽰す。このような明瞭なバンド分散を、ノード⽅向からオフノード⽅向(挿図参照)にかけて測定することで、ギャップの波数依存性を検証した。さらに、試料位置を微⼩に変化させて、同様の測定を⾏ったところ、ギャップサイズやフェルミ波数の変化がみられた。講演では、超伝導ギャップと擬ギャップの⼤きさの位置依存性についても報告する。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本物理学会・2020年秋季大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2020-09-10 | |||||
日付タイプ | Issued |