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アイテム
福島県のため池堆積物と周辺土壌における ネプツニウムとプルトニウム
https://repo.qst.go.jp/records/81283
https://repo.qst.go.jp/records/8128302dba100-ff48-43ee-96c1-c9c82f40d990
Item type | 会議発表論文 / Conference Paper(1) | |||||
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公開日 | 2020-05-21 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 福島県のため池堆積物と周辺土壌における ネプツニウムとプルトニウム | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_5794 | |||||
資源タイプ | conference paper | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
福田, 美保
× 福田, 美保× 鄭, 建× 山崎, 慎之介× 青野, 辰雄× Miho, Fukuda× Zheng, Jian× Shinnosuke, Yamazaki× Tatsuo, Aono |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 本稿では福島県双葉郡浪江町の山田前ため池(測点Y1~Y3)とその周辺土壌(測点C)に含まれる237NpおよびPu同位体濃度とそれらの核種の同位体比に関して報告した。測点Y1~Y3の237Np/239Pu原子数比は同じため池内でもY1とY2はそれぞれ(0.37±0.3), (0.38±0.02)であり, 両者で非常に近い値をとっていた一方で, 測点Y3の237Np/239Pu原子数比はY1とY2よりも高く, 周辺土壌である測点Cの0~1 cm層に非常に近い値であった。昨年同プロシーディングで報告した, 2ヶ月ほぼ同位置で測定した猿田川の河床堆積物中の237Np/239Pu原子数比は, 0.20前後の値を示しており, 本研究での結果も踏まえると, 集水域のほぼ同じ堆積環境間での237Np/239Pu原子数比は数ヶ月スケールにおいて非常に近い値をとることが考えられる。また, 測点Y3とCの0-1cm層については下記の可能性が考えられる。測点Cでの試料採取は2017年9月, Y3のものは2019年2月に行っており, その間の2017年10月に台風第21号が福島県を通過し, 浪江町でも10月21日~10月23日の総降水量が約210 mm, 最大1時間雨量が約28 mmを記録していた。従って測点Y3とCの0-1cm層の237Np/239Pu原子数比が非常に近かった理由の一つに一時的な大雨を発端とする土壌浸食あるいは水位上昇に伴う土砂の流入が考えられる。 | |||||
書誌情報 |
Proceedings of the 21th Workshop on Environmental Radioactivity (KEK proceedings) 巻 4, p. 150-155, 発行日 2020-11 |
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出版者 | ||||||
出版者 | High Energy accelerator Research Organization (KEK) |