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アイテム
高強度レーザーと構造性ターゲットとの相互作用による 高エネルギー密度プラズマ生成とその特性 ① ―背景の物理と展開―
https://repo.qst.go.jp/records/80420
https://repo.qst.go.jp/records/804204110faa4-5dc0-40af-8faf-1dcfd799da0b
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2020-09-07 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 高強度レーザーと構造性ターゲットとの相互作用による 高エネルギー密度プラズマ生成とその特性 ① ―背景の物理と展開― | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
岸本, 泰明
× 岸本, 泰明× 松井, 隆太郎× 深見, 一弘× 坂口, 浩司× 福田, 祐仁× 今寺, 賢志× Fukuda, Yuuji |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 近年、集光強度が10^21-22 W/cm^2領域の高強度レーザーが視野に入りつつある。このような高強度レーザーを物質に照射すると、圧力が数Gbarに達する高エネルギー密度プラズマが生成すると同時に、プラズマ中にはTV/mレベルの強電場や数kTレベルの強磁場が生成する。近年、このような極限状態を積極的に制御・利用した様々な応用研究が展開されている。医療応用を目指した高エネルギー粒子加速、高輝度のX線やガンマ線源、中性子源などはその一例である。一方、このような高強度レーザーで生成した高エネルギー密度プラズマは、大きな圧力の不均衡を伴うことから、その生存時間は慣性時間程度と短く、応用研究も時空間スケールに制限される。そのため、慣性時間を超えて高エネルギー密度状態を長時間保持(閉じ込める)ことができれば、応用研究の幅を大きく広げることができる。 この背景のもと、サブµmサイズの微細構造を持つ物質や異なった物質種が接触する構造の物質をターゲット(構造性ターゲットとして参照)として選択し、これに10^20-21 W/cm^2領域の高強度レーザーを照射するとともに、その過程で現出するプラズマの自己組織化機能を制御することにより、慣性時間を超えての高エネルギー密度プラズマの生成・保持と新機能を現出する方法論を検討する。 これらの現象を実証する第1段階として、 上記の構造性ターゲットの作製とレーザー照射実験を行っている。具体的には、電子線リソグラフィとプラズマエッチング技術を用いて、シリコンロッド集合体(直径µm、高さ数10 µmオーダのロッドがµm間隔で複数配置された媒質)を開発するとともに、これに集光強度領域が10^17-19 W/cm^2(京大化研:T6レーザー、理研SACLAレーザーシステム)および10^19-21 W/cm^2 (量研関西研:J-KAREN-Pレーザー)を照射する実験を計画・実施し、上記の仮説の実証を試みている。講演では、理論・シミュレーションを中心に、高エネルギー密度プラズマの閉じ込め研究の背景について述べる。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本物理学会 2020年秋季大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2020-09-09 | |||||
日付タイプ | Issued |