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アイテム
腹側視覚経路の顔情報処理に扁桃体が及ぼす影響
https://repo.qst.go.jp/records/78044
https://repo.qst.go.jp/records/780441c072345-6e57-410e-985d-e3f804b0ada1
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2019-12-18 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 腹側視覚経路の顔情報処理に扁桃体が及ぼす影響 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
宮川, 尚久
× 宮川, 尚久× Miyakawa, Naohisa |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 顔や物体の認知に関わる霊長類の腹側視覚皮質は、扁桃体など皮質下の構造からも多くの直接的なフィードバック型入力を受けることが知られている。しかし腹側視覚皮質の機能は、低次領野から高次領野への階層的なフィードフォワード型結合モデルで理解されることが多く、扁桃体などからの直接的・間接的なフィードバックの役割については軽視されている。本研究では、腹側視覚経路における社会性や情動に関わる視覚情報表現に扁桃体が及ぼす役割を特定することを目的とした。 ヒトに匹敵する視覚認知能力を持つマカクザルで、扁桃体にDREADD (Designer Receptor Exclusively Activated by Designer Drug)と呼ばれる機能分子の一種hM3Dqを遺伝子導入した。hM3Dq選択的作動薬を投与すると導入側扁桃体の神経活動が賦活化し、またFDG-PET(18-Fフルオロデオキシグルコース陽電子放出断層撮影法)を用いて全脳の代謝活動を可視化すると、同側の腹側視覚皮質でも複数の小領域でパッチ状の活性化が認められた。扁桃体からの投射は、吻-尾および背-腹の勾配に従うという先行研究(Amaral et al, 2003)とは異なる結果となった。 扁桃体神経活動が腹側視覚皮質の神経表現に及ぼす影響を確かめるため、一頭の動物で同側の腹側視覚皮質にECoG(皮質脳波測定法)電極を埋め込み、視覚刺激提示中の神経活動を記録した。異なる社会性(顔VS非顔)および異なる情動惹起性(負情動VS中立)を持つ刺激画像セットを動物に提示し、線形サポートベクトルマシンによるデコーディング解析を行ったところ、神経活動パターンより顔情報および顔表情の情報が読み出された。DREADDにより扁桃体神経活動を賦活化したところ、顔や顔表情情報の読み出し成績が有意に下降し、霊長類扁桃体の正常な神経活動が、腹側視覚皮質における社会性や社会-情動性に関わる神経表現に貢献していることが示唆された。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 新学術領域「顔・身体学」 心理班若手勉強会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2019-03-01 | |||||
日付タイプ | Issued |