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アイテム
セラノスティクスによる個別化医療-量子医学の扉を開く
https://repo.qst.go.jp/records/75836
https://repo.qst.go.jp/records/75836ba164c55-4c2c-43e7-9489-8ccebbd4cd91
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2019-05-16 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | セラノスティクスによる個別化医療-量子医学の扉を開く | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
東, 達也
× 東, 達也× Higashi, Tatsuya |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | がん診療の分野では診断(diagnosis)と治療(therapy)を組み合わせたtheranpotics/セラノティクスという概念が提唱されており、個別化診療の潮流と相まって、核医学は診断と治療(RI内用療法)(あるいは核医学治療Targeted Radioisotope Therapy: TRT)が一体化したものとして注目されている。とくに、アルファ核種を用いた核医学治療がその高い効果から注目されており、2016年に初めてα線核種を用いた塩化ラジウムが登場した。α線核種は重いヘリウム原子(β線電子の8,000倍重い)が放たれることで、高い線エネルギー付与、高い生物学的効果比をもたらすことで高い治療効果が期待されている。また、塩化ラジウムは対象疾患が前立腺癌と一般的な疾患であるため、その市場規模の大きさに期待が寄せられている。 近年欧米では次々と次世代のTRT製剤が開発されており、ペプチド受容体放射性核種療法(Peptide Receptor Radionuclide Therapy; PRRT)、前立腺特異的抗原(Prostate Specific Membrane Antigen: PSMA)を標的とするTRTが続々開発、治験されており、中でもα線核種アクチニウムAc-225を用いたPSMAに対するTRTでは末期の多発転移前立腺癌患者で完全寛解を達成するなど、その著明な治療効果や広い対象疾患領域などで大きな注目を浴びており、世界的なTRT薬剤の開発競争が進んでいる。 TRTの製造、供給、使用ではこれまでの診断用薬剤と異なり、多くの課題が存在しており、国内初の国産TRT製剤の実現には、今後も多くの障壁がある。これらも含めて、概要を示す。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第78回日本医学放射線学会総会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2019-04-12 | |||||
日付タイプ | Issued |