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  1. 学会発表・講演等
  2. ポスター発表

平面型カテキン誘導体のラット胸腺細胞に対する放射線防護作用

https://repo.qst.go.jp/records/72431
https://repo.qst.go.jp/records/72431
53a3ae59-4700-4e2d-a425-22050dfcd3d3
Item type 会議発表用資料 / Presentation(1)
公開日 2017-09-06
タイトル
タイトル 平面型カテキン誘導体のラット胸腺細胞に対する放射線防護作用
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f
資源タイプ conference object
アクセス権
アクセス権 metadata only access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_14cb
著者 関根, 絵美子

× 関根, 絵美子

WEKO 713406

関根, 絵美子

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中西, 郁夫

× 中西, 郁夫

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松本 謙一郎

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 放射線がん治療では放射線照射で水から生成するヒドロキシルラジカルにより、がん細胞周辺の正常組織が障害を受ける。この副作用を軽減することができれば放射線治療をされに高度化することができる。しかし、低毒性の放射線防護剤の報告例は少ない。我々は以前に(+)-カテキンのラジカル消去活性を向上させる目的で平面構造を有するカテキン誘導体を開発した(J. Am. Chem. Soc. 2002, 124, 5952)。本研究では、この平面型カテキンの放射線防護活性について検討した。
 ラット胸腺細胞に2 GyのX線を照射すると、アポトーシスにより細胞ザイズが縮小した(Anal. Chem. 2013, 85, 7650)。X線照射前に(+)-カテキンまたは平面型カテキンを加えておくと、このアポトーシスが顕著に抑えられた。平面型カテキンは(+)-カテキンよりも強力な放射線防護活性を示した。リン酸緩衝液(0.1 M, pH 7.4)中、25℃で、β-シクロデキストリンで水溶化した2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジルラジカル(Chem. Commun. 2015, 51, 8311)と平面型カテキンとの二次反応速度定数(k = 9.6 × 10(3) M(-1) s(-1))は(+)-カテキンの値(k = 9.9 × 10(2) M(-1) s(-1))よりも約10倍大きいことが分かった。また、平面型カテキンは(+)-カテキンよりも脂溶性が高いことが報告されている(B. Poaty et al., Eur. Food Res. Technol. 2009, 230, 111)。以上の結果から、平面型カテキンの高い放射線防護活性は、(+)-カテキンよりも高いラジカル消去活性と脂溶性が寄与していることが示唆された。
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等)
内容記述タイプ Other
内容記述 第11回バイオ関連化学シンポジウム
発表年月日
日付 2017-09-08
日付タイプ Issued
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Ver.1 2023-05-15 19:39:55.501471
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