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アイテム
重粒子単独或はLapatinibとの併用によるHER2陽性乳癌幹細胞に対する影響
https://repo.qst.go.jp/records/71945
https://repo.qst.go.jp/records/719456be1958c-e399-49cf-999d-d2ab779ea089
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2016-06-20 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 重粒子単独或はLapatinibとの併用によるHER2陽性乳癌幹細胞に対する影響 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
崔, 星
× 崔, 星× 林光弘× 于冬× 堀本, 義哉× 唐澤, 久美子× 崔 星× 堀本 義哉× 唐澤 久美子 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【目的】乳癌はサブタイプにより癌細胞の性質が異なる。その中でHER2陽性乳癌は予後不良群でしたが、HER2を標的とする分子標的薬(ハーセプチン)の登場により劇的に改善された。しかし、HER2陽性群は依然HER2陰性群に比べ再発や転移を来しやすい。本研究では、炭素線単独或はEGFR とHER2を同時に阻害するデュアル阻害剤Lapatinibとの併用によるHER2陽性乳癌幹細胞への影響を調べる。 【方法】超高速セルソーターFACSAriaを用いて、炭素線単独或はLapatinib との併用によるHER2陽性乳癌細胞BT474、SKBR3における癌幹細胞の割合変化、さらに癌幹細胞を同定・分離し、これら癌幹細胞に対するspheroid形成能、及びDNA損傷の違いをX線照射のものと比較検討した。 【結果】BT474、SKBR3細胞においてCD44+細胞集団は検出できず、ESA+/CD24-細胞集団は0.9~1.5%と存在し、ESA-/CD24+細胞集団に比べ有意に高いspheroid形成能を有することが認められた。また、ESA+/CD24-割合は、X線とLapatinibとの併用処置では顕著に増加させるのに対し、炭素線とLapatinibとの併用処置ではenrichmentは認められず、やや増加か減少させた。また、炭素線とLapatinibとの併用処置24h後、X線照射のものに比べ、より大きいサイズのH2AX fociが認められた。 【結論】以上より、炭素線とLapatinibとの併用は炭素線単独或はX線とLapatinibとの併用に比べより複雑な修復しにくいDNA損傷を与え、HER2陽性乳癌幹細胞をより有効に殺傷することが示唆された。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第24回日本乳癌学会総会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2016-06-17 | |||||
日付タイプ | Issued |