WEKO3
アイテム
ラジカル消去活性増強を目的としたC-メチルケルセチン誘導体の合成
https://repo.qst.go.jp/records/71594
https://repo.qst.go.jp/records/71594e3a4d3b1-1af3-4a56-a1bc-d4037e158d6a
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2015-03-19 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | ラジカル消去活性増強を目的としたC-メチルケルセチン誘導体の合成 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
今井, 耕平
× 今井, 耕平× 中西, 郁夫× 大場, 友祐× 松林, 智子× 小田中, 友紀× 松本, 謙一郎× 福原, 潔× 今井 耕平× 中西 郁夫× 松本 謙一郎 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【目的】玉ねぎに含まれるケルセチンは高いラジカル消去活性を有する抗酸化剤として知られている。これまでに、ケルセチンを含め類似化合物のフィセチンやカテキン、レスベラトロールなどは、活性酸素などのラジカルを消去する反応が、一電子還元反応によるものであることを明らかにした。その反応メカニズムから、上記の抗酸化剤に電子供与性置換基を導入すれば、反応中間体であるラジカルカチオンが安定化し、ラジカル消去活性が増強すると考えた。そこでカテキン、フィセチンにラジカル消去活性増強を目的として電子供与基であるメチル基を導入したところラジカル消去活性が飛躍的に向上した(K. Imai, et al., Bioorg. Med. Chem. Lett., 24, 2582 (2014))。今回、ケルセチンにメチル基を導入した誘導体1を合成し、そのラジカル消去活性を明らかにした。 【方法・結果】ケルセチンと類似構造のフィセチン誘導体を合成した経路を参考に、3,6-ジメチル-4-ホルミルカテコールの水酸基をベンジル基で保護した2を合成した後、フィセチンと同様にアルガーフリン大山田反応(AFO反応)によって環化反応を試みたが、オーロン骨格を形成して合成することができなかった。そこで環化反応によってタキシフォリン骨格3を形成させた後、酸化反応によって目的化合物1を得た。本発表では、目的化合物のラジカル消去活性についても報告する。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本薬学会第135年会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2015-03-27 | |||||
日付タイプ | Issued |