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アイテム
膵臓癌細胞における炭素線照射、X線照射及び抗がん剤による癌幹細胞への影響
https://repo.qst.go.jp/records/71370
https://repo.qst.go.jp/records/713708a96f16c-ad7d-471b-b7c4-56dfe4743948
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2013-11-18 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 膵臓癌細胞における炭素線照射、X線照射及び抗がん剤による癌幹細胞への影響 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
大西, 和彦
× 大西, 和彦× 崔, 星× 山田, 滋× 古澤, 佳也× 辻井, 博彦× 岡安, 隆一× 大西 和彦× 崔 星× 山田 滋× 古澤 佳也× 辻井 博彦× 岡安 隆一 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 近年、大腸がん、膵臓がん、グリオーマなど多くの腫瘍において癌幹細胞の存在が確認され、再発や転移、化学療法や放射線抵抗性と強く関与することが報告されている。放医研の重粒子線がん治療では一般放射線抵抗性の肺癌、前立腺癌、骨肉腫など様々な腫瘍に対して優れた治療成果をあげている。しかし、膵臓がんに関しては、高い局所制御率を得られているものの、十分な治療成績は得られていない。今回、ヒト膵臓がん由来PANC1、PK45細胞に対し、炭素線照射、X線照射及び抗がん剤による癌幹細胞への影響の違い及びその機序について検討した。FACS解析からPANC1細胞において癌幹細胞マーカーCD44+、ESA+細胞はそれぞれ4.5%と0.9%と認められたが、CD133+細胞は認められなかった。CD44+、 ESA+細胞の割合は炭素線照射に比べ、抗がん剤Gemcitabine投与、X線照射では用量・線量依存的により顕著に増加させることが認められた。PI3K inhibitorであるLY29402単独やMAPK inhibitorであるPD98059単独処理によるCD44+、ESA+細胞割合変化は認められなかったが、Gemcitabine投与 若しくはX線照射、炭素線照射との併用時はCD44+、ESA+細胞割合を顕著に上昇させた。これは放射線照射や抗がん剤の処理によるCD44、ESA割合変化にはPI3K/ATK経路やMAPK経路が関与していることが示唆された。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線腫瘍学会第23回学術大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2010-11-20 | |||||
日付タイプ | Issued |