WEKO3
アイテム
腎尿細管におけるウラン集積領域の可視化
https://repo.qst.go.jp/records/70884
https://repo.qst.go.jp/records/7088485a11492-3e79-449b-8f2a-d7099fc5b234
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2012-09-12 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 腎尿細管におけるウラン集積領域の可視化 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
小西, 輝昭
× 小西, 輝昭× 武田, 志乃× 小久保, 年章× 酢屋, 徳啓× 島田, 義也× 小西 輝昭× 武田 志乃× 小久保 年章× 酢屋 徳啓× 島田 義也 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 原子力発電で利用されるウランは腎毒性物質として知られている。原発事故をはじめ、劣化ウラン弾汚染や原子力資源獲得競争による環境負荷の懸念などを背景に、放射線防護の観点から早急な対応が求められている。これまで我々は、標的臓器である腎臓のウランの挙動を調べ、ウランが近位直尿細管に選択的に蓄積し、組織損傷を引き起こしていることを示してきた。また、ウランの腎毒性において、その化学毒性とα線の高LET放射線による生物効果を区別して評価するためには、ウラン集積領域の特定を考慮する必要があると考えられる。そこで、本研究では、腎臓におけるウランの集積領域または局在部位の特定を目的とした。まず、酢酸ウラン(天然型)をWistar系雄性ラット(10週齢)の背部皮下に一回投与(2mg/kg)後1日目の腎臓を解析対象とした。まずは、腎臓中ウラン濃度を誘導結合プラズマ質量分析により測定した。また、腎臓の組織切片を5μm厚みに作成し、およそ1年間の期間、固体飛跡プラスチック板CR−39表面に乗せて保管後、70℃の7M水酸化ナトリウム水溶液にて3時間エッチング処理を行い、ウラン崩壊によって放出されたα線の飛跡をCR−39上に可視化した。さらに、組織像を凹凸像として同一のCR−39表面に転写することにも成功した。この方法を用いることにより、アルファ線の飛跡を頼りに組織切片中のウラン集積領域または局在部位の特定できることから、ウランばく露後の個体における腎臓への濃集及びその生物効果解明に有効な手法であると考えられる。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会第55回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2012-09-08 | |||||
日付タイプ | Issued |