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アイテム
C型ナトリウム利尿ペプチドはマウスの胃排出と大腸内容物の移行に貢献する
https://repo.qst.go.jp/records/70782
https://repo.qst.go.jp/records/707824eb199a6-c5c0-4141-b03e-5a70d883df4a
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2012-05-31 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | C型ナトリウム利尿ペプチドはマウスの胃排出と大腸内容物の移行に貢献する | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
曽川, 千鶴
× 曽川, 千鶴× 脇坂, 秀克× U, Winn Aung× 金, 朝暉× 辻, 厚至× 古川, 高子× 佐賀, 恒夫× 曽川 千鶴× 脇坂 秀克× U Winn Aung× 金 朝暉× 辻 厚至× 古川 高子× 佐賀 恒夫 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | [背景と目的] 幽門狭窄症や慢性便秘症などの疾患は『内容物が詰まって先に進まない』ことが大きな問題である。これまでに我々は、受容体NPR-Bを介したCNPの作用が消化管平滑筋弛緩作用を誘導することで運動機能制御機構に関与していることを明らかとしている。本研究では、CNPの消化管疾患への臨床応用を目的として消化管におけるCNPの反応部位を詳細に調べるとともに、CNPが腸管内容物の移行・排出に貢献するかどうか検討した。 \n[材料と方法] マウスはddY(♀)4週齢を購入(日本SLC)、自由摂食自由飲水にて1週間養生後、午前8時から10時の間に処置した。CNPへの反応はcGMP生成量を指標とした。CNPは1mg/Kgおよび2mg/Kgを尾静脈より投与し、胃幽門部・近位小腸・遠位小腸・直腸のcGMP生成の経時変化を測定した。111In-DTPAを経口投与した後CNPを尾静脈投与し、腸内の111In-DTPAの移動を継時的に追跡し、CNP非投与群と比較した。また、免疫染色とウエスタン解析によりNPR-Bの局在と発現を解析した。 \n[結果と考察] CNP投与後のcGMP生成は胃幽門部および直腸において投与直後に上昇、その後継時的に減少した。幽門部および直腸では2mg/Kgの投与で著しく上昇した。一方、近位小腸ではCNPへの反応はわずかで、遠位小腸ではほとんど反応しないことが明らかとなった。腸内111In-DTPAの継時的追跡の結果、CNPは大腸における移行・排出を早めることが示された。NPR-Bは腸間筋神経のうち神経繊維と平滑筋の核および細胞質に局在し、幽門と大腸で高発現していた。これらの結果より、CNPは消化管の平滑筋および神経系における作用機構をもつことと胃幽門部と大腸において特異的に作用し、胃内容物の排出と排便を促す作用を持つ事が考えられた。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本実験動物科学・技術 九州2012 第59回 日本実験動物学会総会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2012-05-26 | |||||
日付タイプ | Issued |