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アイテム
神経幹細胞の増殖能と分化能に対するX線照射の影響
https://repo.qst.go.jp/records/70215
https://repo.qst.go.jp/records/702153690ceed-c1c9-405a-b209-7b3cfbc9e03c
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2010-08-27 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 神経幹細胞の増殖能と分化能に対するX線照射の影響 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
磯野, 真由
× 磯野, 真由× 小西, 輝昭× 大津, 昌弘× 中山, 孝× 井上, 順雄× 小西 輝昭 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 胎生期の発達途中の脳内では、神経幹細胞は増殖をしながら中枢神経系を構成するニューロンやアストロサイト、オリゴデンドロサイトへと分化する。そのた め、この時期における放射線被ばくにより、神経機能不全や小頭症、発達遅滞のような神経障害が引き起こされる。本研究では、C57BL/6由来のES細胞 から調製した神経幹細胞を用いて、神経幹細胞の増殖能および分化能に対するX線照射の影響を検討した。増殖条件下の神経幹細胞に種々の線量のX線を照射す ると、細胞の生存と増殖が線量依存的に影響を受けた。5 Gy以上照射された細胞は、細胞数が顕著に減少し、その後増加しなかった。一方、1 Gy照射された細胞は、照射後1日目には細胞数が増加しなかったが、その後は非照射細胞とほぼ同じ倍加時間によって増殖した。さらに、神経幹細胞のマー カーであるnestinの遺伝子およびタンパク質を発現することを、リアルタイムRT‐PCR解析法および蛍光免疫染色法により確認した。次に、1 Gy照射後4日目の細胞を継代した後、増殖条件下で培養したところ、細胞は非照射細胞と同様に増殖した。一方、細胞を神経系細胞への分化誘導条件下で培養 すると、細胞の形態は非照射細胞と同様に変化して、ニューロンのマーカーであるNF-H陽性のニューロン、およびアストロサイトのマーカーであるGFAP 陽性のアストロサイトが出現した。このとき、nestin遺伝子の発現が低下し、ニューロンのマーカーであるMAP2遺伝子やGFAP遺伝子の発現が上昇 した。以上の結果から、神経幹細胞は1 Gyの照射を受けた後においても、増殖能と、神経系細胞への分化能を維持することが示唆される。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会 第53回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2010-10-22 | |||||
日付タイプ | Issued |