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アイテム
スリランカの畑作物(葉菜)への元素の移行係数:アジアにおける環境移行パラメーターの充実に向けて
https://repo.qst.go.jp/records/69947
https://repo.qst.go.jp/records/69947d8f42d6b-b144-473f-8bcc-cd04e5bc7c5d
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2009-11-16 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | スリランカの畑作物(葉菜)への元素の移行係数:アジアにおける環境移行パラメーターの充実に向けて | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
吉田, 聡
× 吉田, 聡× シルバ, ナラハンディゲ・レニュカ・ニシャンティ× その他× 吉田 聡× シルバ ナラハンディゲ・レニュカ・ニシャンティ |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 移行係数は、環境中での放射性核種の挙動を予測するために古くから利用されているパラメーターの一つである。生物とその媒体における核種の濃度比という非常に単純な値でありながら、環境を通した人の線量評価には依然として重要な役割を果たしている。加えて、近年は環境生物そのものの線量とその影響を評価する事が重要課題となっており、そのための基礎データとしても移行係数の更なる収集が望まれている。現在の土壌-植物移行係数の多くは、ヨーロッパを中心に集められた物であり、他の環境に適合するデータは非常に限られている。特に、原子力施設の数が急速に増えつつあるアジアは、ヨーロッパとは全く異なる自然環境を持ち、独自の環境移行パラメーターの整備が急務である。本研究では、スリランカの農耕地にて栽培された葉菜を土壌と共に元素分析し、主要元素及び微量元素についての移行係数を算定した。葉菜の栽培は有機農法と従来法の二つの異なる形態で行い、全部で土壌20試料、葉菜80試料を分析した。元素の分析は、試料を酸分解した後に、ICP-質量分析装置とICP-発光分光分析装置を用いて行い、土壌は約45元素、葉菜は約30元素を定量した。 多くの場合、移行係数が最も高いのはKで、続いて、P、Ca、Mg、Rb、Mo、Mnの順であった。これらの元素は移行係数(乾燥葉菜中の濃度/乾燥土壌中の濃度)が1を超えた。日本の野菜で得られている値と比較すると、ほとんどの元素はスリランカの方が高い値となった。IAEAのデータベース(TR-364)との比較や有機農法と従来法の違いに関しても議論する。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会第52回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2009-11-13 | |||||
日付タイプ | Issued |