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  1. 学会発表・講演等
  2. ポスター発表

炭素イオンマイクロビームで誘導されるヒト正常細胞の突然変異誘発効果のバイスタンダー効果

https://repo.qst.go.jp/records/69669
https://repo.qst.go.jp/records/69669
3401843e-fd9a-4310-9eb9-ef1877393e84
Item type 会議発表用資料 / Presentation(1)
公開日 2008-12-26
タイトル
タイトル 炭素イオンマイクロビームで誘導されるヒト正常細胞の突然変異誘発効果のバイスタンダー効果
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f
資源タイプ conference object
アクセス権
アクセス権 metadata only access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_14cb
著者 鈴木, 雅雄

× 鈴木, 雅雄

WEKO 683885

鈴木, 雅雄

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古澤, 佳也

× 古澤, 佳也

WEKO 683886

古澤, 佳也

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鶴岡, 千鶴

× 鶴岡, 千鶴

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鶴岡, 千鶴

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舟山, 知夫

× 舟山, 知夫

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舟山, 知夫

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深本, 花菜

× 深本, 花菜

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深本, 花菜

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横田, 裕一郎

× 横田, 裕一郎

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横田, 裕一郎

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浜田, 信行

× 浜田, 信行

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浜田, 信行

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小林, 泰彦

× 小林, 泰彦

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小林, 泰彦

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鈴木 雅雄

× 鈴木 雅雄

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en 鈴木 雅雄

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古澤 佳也

× 古澤 佳也

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en 古澤 佳也

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鶴岡 千鶴

× 鶴岡 千鶴

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en 鶴岡 千鶴

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 1.はじめに
 原子力エネルギーの利用、宇宙空間環境における宇宙船・航空機の利用、がんの放射線治療や診断に代表される医学利用等で問題となる放射線被曝の問題は、今後ますます重要な関心事となることが予想される。この様な放射線被曝環境では様々な種類の放射線の低線量(率)・低フルエンス照射の生物影響が想定され、直接放射線が当たった細胞のみならず、その周囲に存在している放射線が当たっていない細胞に対する生物効果(バイスタンダー効果)をも含めた細胞集団全体の生物影響を明らかにすることが放射線のリスク評価には必要不可欠となる。しかしながら、世界的に見てマイクロビームを利用した生物影響研究は、ヘリウムイオンを利用したものが大多数で、ヘリウムよりも原子番号の大きな核種のイオンのマイクロビームを利用した研究は非常に限られている。そこでこれまでTIARAの重粒子線マイクロビーム照射装置を利用して、核種の異なるイオンのマイクロビーム照射に対するヒト培養細胞の生物影響研究を進めている。本年は、炭素イオンマイクロビーム照射に対するヒト正常細胞の突然変異誘発効果におけるバイスタンダー効果とそのメカニズムに関して得られた研究成果を報告する。
\n2.実験方法
 ヒト正常細胞は、ヒト胎児皮膚由来正常線維芽細胞を用いた。細胞レベルの生物学的エンドポイントとして、細胞致死はコロニー形成法による細胞の増殖死として検出した。突然変異誘発はX染色体上にマップされるhprt遺伝子座を突然変異の標的遺伝子として、6チオグアニン耐性コロニーの出現頻度より突然変異誘発頻度を算出した。TIARAサイクロトロンで加速された220MeV炭素イオンマイクロビーム照射は、直径36mmの照射用シャーレ面上にコンフルエント状態に培養した細胞に対して16x16=256点の格子状照射を行った。マイクロビームは、各照射点に対して直径20µmに8個のイオンを照射するように計画した。マイクロビームが直接照射された細胞は、測定した一個の細胞の面積をもとにシャーレ上の全細胞数に対して約0.2%と計算された。この照射方法により、同一照射野に炭素イオンビーム照射細胞と非照射細胞(バイスタンダー細胞)を共存させることが出来、全細胞集団の生物効果を評価してバイスタンダー細胞への生物効果を推定することによってバイスタンダー効果の有無を判定した。また、バイスタンダー効果誘導メカニズムを探る目的で、コンフルエント状態で隣細胞同士に接触による増殖阻止能が働く正常細胞の特性に注目し、ギャップジャンクションの特異的阻害剤を併用して、細胞間情報伝達機構のバイスタンダー効果への関与を調べた。
\n3.結果及び考察
 得られた実験結果を図1に示す。炭素イオンマイクロビームでは非照射コントロールに対して約6倍高い突然変異の誘導が観察された。炭素イオンが直接ヒットした細胞のみに突然変異が生ずると仮定すると、イオンが照射された細胞が約0.2%しか存在しない細胞集団に生ずる結果として説明することが出来ず、非照射細胞にも何らかのメカニズムによって突然変異が誘導されたと考えることが必要となる(バイスタンダー効果)。また、ギャップジャンクション特異的阻害剤を併用した実験結果から、その突然変異誘発頻度が非照射コントロールレベルまで減少していることから、観察されたバイスタンダー効果の誘導にはギャップジャンクションを介した細胞間情報伝達機構が密接に関与していることが示唆される。
\n
\n図1.炭素イオンマイクロビーム格子状照射に対するヒト正常細胞の突然変異誘発効果。Controlはマイクロビーム非照射群、IRはマイクロビーム照射群、L+はそれぞれギャンプジャンクショ特異的阻害剤を併用して細胞間情報伝達を抑制した群を示す。
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等)
内容記述タイプ Other
内容記述 第3回高崎量子応用研究シンポジウム
発表年月日
日付 2008-10-10
日付タイプ Issued
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