WEKO3
アイテム
放射線によるp21WAF1遺伝子の転写制御におけるOct-1の関与
https://repo.qst.go.jp/records/69603
https://repo.qst.go.jp/records/69603dfd14888-d75e-4d22-8caa-212b9c486a46
| Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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| 公開日 | 2008-11-27 | |||||
| タイトル | ||||||
| タイトル | 放射線によるp21WAF1遺伝子の転写制御におけるOct-1の関与 | |||||
| 言語 | ||||||
| 言語 | jpn | |||||
| 資源タイプ | ||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
| 資源タイプ | conference object | |||||
| アクセス権 | ||||||
| アクセス権 | metadata only access | |||||
| アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
| 著者 |
根井, 充
× 根井, 充× 中島, 徹夫× 瀧, 景子× 柿本, 彩七× 王, 冰× 根井 充× 中島 徹夫× 瀧 景子× 柿本 彩七× 王 冰 |
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| 抄録 | ||||||
| 内容記述タイプ | Abstract | |||||
| 内容記述 | p21WAF1は放射線等genotoxic stressに応答して転写誘導され、G1/S arrestに機能している。転写誘導の機構は、ストレスの種類によって多様であるが、電離放射線による誘導においては専らp53依存的であることが知られている。しかし、放射線照射後のp21WAF1遺伝子の転写誘導において、p53以外の転写因子の関与については解析があまり進んでいない。我々はアデノ随伴ウイルスベクターを用いた放射線応答性の高いレポーターベクター系を構築し、ヒト乳がん由来細胞MCF7を用いて0.2-2.0 GyのX線応答に機能する領域を探索した。その結果-1958bp/-1679bp、-1398bp/-1119bpおよび-1118bp/-839pを欠失しているコンストラクトでは顕著にX線応答性が低下していることがわかった。塩基配列を調べたところ、-1958bp/-1679bpにはリピートしたOct-1認識配列(-1798bp/-1792bp、-1760bp/-1754bp)、また-1118bp/-839pには単独のOct-1認識配列(-1003bp/-990bp)が存在していることがわかった。-1398bp/-1119bpにはp53の不完全な認識配列(-1370bp/-1356bp)が存在することは以前から知られていた。次にこれらのサイトを特異的に欠失させたレポーターベクターを構築してMCF-7細胞に導入したところ、放射線応答性は顕著に低下していた。EMSAおよびChIP解析によりOct-1がこれらのサイトに結合することが観察された。また、siRNAを用いてOct-1をノックダウンすると、内在p21WAF1遺伝子転写のbasalな成分と放射線誘導成分がともに抑制された。以上のことから、放射線によるp21WAF1遺伝子の転写制御にp53の他、Oct-1が機能していることが明らかとなった。 | |||||
| 会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||
| 内容記述 | 日本放射線影響学会 第51回大会 | |||||
| 発表年月日 | ||||||
| 日付 | 2008-11-21 | |||||
| 日付タイプ | Issued | |||||