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アイテム
重粒子線照射とX線照射によるヌードマウス移植ヒト大腸がんの制御効果の比較検討
https://repo.qst.go.jp/records/69600
https://repo.qst.go.jp/records/69600cd498478-9416-4c5b-b887-2124442ec39d
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2008-11-27 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 重粒子線照射とX線照射によるヌードマウス移植ヒト大腸がんの制御効果の比較検討 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
崔, 星
× 崔, 星× 松本, 孔貴× 平山, 亮一× 鵜澤, 玲子× 古澤, 佳也× 安藤, 興一× 岡安, 隆一× 崔 星× 松本 孔貴× 平山 亮一× 鵜澤 玲子× 古澤 佳也× 安藤 興一× 岡安 隆一 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 高LET(Linear Energy Transfer)放射線の重粒子線は細胞死、突然変異、染色体異常誘発などで低LETのX線や陽子線に比べRBE (Relative Biological Effectiveness) が高いことが知られている。最近、重粒子線が再発性直腸がんに対しても有効であることが報告されている。しかし、重粒子線照射とX線照射による消化器腫瘍に対する制癌効果やそのメカニズムについては未知の部分が多い。今回、ヒト大腸がん由来細胞HCT116、SW480のヌードマウス移植腫瘍に対し、炭素線照射とX線照射による腫瘍制御効果の違い及びその機序について検討した。HCT116、SW480細胞をそれぞれ8x104、7x105を雄Balb/c-nu/nuマウスの右足に移植し、一定サイズになった腫瘍に対しそれぞれ線量27、30、33 GyのX線あるいは炭素線(C290、 50keV/m、SOBP中心)にて照射し、腫瘍サイズの縮小や再増殖について検討した。X線照射、炭素線照射はともに線量依存的に腫瘍を抑制した。しかし、X線照射群は約2週間以降から腫瘍の再増殖が認められるが、炭素線照射群は再増殖が認められなかった。照射1ヶ月後の肉眼解剖所見では、炭素線照射の移植腫瘍はX線照射のものに比べ周囲の血管がより乏しくなっていることが認められた。これらのことより、炭素線はほぼ完全に腫瘍制御ができるが、X線は根治できないことが確認された。今後、X線照射、炭素線照射による癌幹細胞への影響を含め分子病理学的メカニズムを検討する予定である | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会第51回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2008-11-21 | |||||
日付タイプ | Issued |