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アイテム
大脳基底核周辺部の拡散テンソルと年齢の相関の解析
https://repo.qst.go.jp/records/69450
https://repo.qst.go.jp/records/69450957b29d8-64b7-43b6-b4d9-48694a23b920
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2008-09-16 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 大脳基底核周辺部の拡散テンソルと年齢の相関の解析 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
川口, 拓之
× 川口, 拓之× その他× 川口 拓之 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【はじめに】本研究では成人26名の拡散テンソル画像を大脳基底核レベルの各組織におけるMD(Mean Diffusivity),FA(Fractional Anisotropy)と年齢との相関を解析した. 【対象と方法】健常ボランティア26名(男性,右利き,平均39.3才,21-71才)を対象とした.Philips社製Intera 1.5 Tを用いてSENSE法で撮像した(TR/TE=8645/96 ms,FOV=240 x 240mm2, matrix = 96 x 96, slice thickness=2.5mm, b-factor = 0, 700 s/mm2, MPG: 6 axes).また,S/N比を改善するために30回の加算平均をした.全スライスのうちFA画像において内包が明瞭に区別できるスライスを選択し,内包,視床,レンズ核,尾状核頭をROI法で抽出した.さらに,内包は前脚,膝,後脚(前部,中部,後部)の5領域に分割した.FA画像から抽出した各領域をマスクに用いることで各領域のFA, MD,EVの平均値を算出し,年齢との相関を解析した. 【結果】内包では対象の年齢に伴って各領域のFAが下降する傾向があったが,年齢と有意な相関はなかった.また,尾状核頭,レンズ核,視床のMDは年齢とともに上昇する傾向が見られた.特に尾状核頭のMDは両側で年齢と有意な相関があった. 【考察】内包のFAと年齢の相関に着目した先行研究では,ROI法で行う手法と拡散テンソル画像を空間的標準化した後にボクセルベースで解析する手法が行われている.これらの報告をまとめるとROI法を用いた場合にはFAと年齢には有意な相関がないのに対し,ボクセルベースで解析した場合には有意な相関があるという,相反する結果が得られている.内包の周辺部のFAが低いことを考慮すると,ボクセルベースでの解析では内包の周辺組織の影響を年齢に依存したFAの低下として捉えている可能性が示唆される.このことから内包のような細い領域ではROI法で行う解析が適していると考えられる. |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第36回日本磁気共鳴医学会大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2008-09-13 | |||||
日付タイプ | Issued |