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  1. 学会発表・講演等
  2. ポスター発表

CsおよびCoに対する動・植物プランクトンの濃縮・吸着特性について

https://repo.qst.go.jp/records/69446
https://repo.qst.go.jp/records/69446
ef718d8f-5b0c-4b12-9b16-7c011e3691bf
Item type 会議発表用資料 / Presentation(1)
公開日 2008-09-08
タイトル
タイトル CsおよびCoに対する動・植物プランクトンの濃縮・吸着特性について
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f
資源タイプ conference object
アクセス権
アクセス権 metadata only access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_14cb
著者 帰山, 秀樹

× 帰山, 秀樹

WEKO 681532

帰山, 秀樹

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青野, 辰雄

× 青野, 辰雄

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青野, 辰雄

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日下部, 正志

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帰山 秀樹

× 帰山 秀樹

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en 帰山 秀樹

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青野 辰雄

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en 青野 辰雄

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日下部 正志

× 日下部 正志

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en 日下部 正志

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 『はじめに』
   海洋における放射性核種の挙動に果たす低次生産者の役割を評価することを目的に、演者らは六ヶ所村沖合海域を対象とし、現場観測(動・植物プランクトンの群集構造、動物プランクトンの安定および放射性核種濃度の測定)を行ってきた。また、培養実験により珪藻類2種(Chaetoceros didymusおよびThalassionema nitzschioides)に含まれる放射性核種(137Cs、57Coおよび54Mn)の濃度について経日変化を明らかにした。C. didymusのRIトレーサー実験において定常期後期に単位細胞あたりの137Cs濃度の増加が認められた(帰山ら:2006年度日本海洋学会春季大会)。
   本発表では動・植物プランクトンによる放射性核種の濃縮に関する知見を得ることを目的に、Chaetoceros didymusについて加熱処理を行った細胞を用い追実験を行い、栄養細胞と死細胞について137Csおよび 57Coの濃縮係数を比較した。さらにArtemia sarinaについて137Csおよび57Coを用いたRIトレーサー実験を行い、これらの濃縮係数を求めた。これらの結果と得られた成果を報告する。
\n『材料および方法』
? Chaetoceros didymusの死細胞を用いた137Csおよび 57Coの吸着実験 ?
   実験には予備培養した対数増殖後期の細胞を80?C、15分間加熱し、これを死細胞として使用した。カルチャーベゼル(1L容)を用い、137Cs (510 Bq/mL) および57Co (50 Bq/mL) を添加したIMK培地に死細胞を最終濃度が4,000?5,000 cells/ml になるよう加え、温度20?C、暗条件下で撹拌した (ca. 60 rpm) 。一定時間毎にサブサンプル30mLをろ過し、フィルターおよびろ液に含まれる137Csおよび57Coの濃度を測定した。また、倒立顕微鏡下において細胞サイズを測定し、細胞体積を求めた。
\n? Artemia sarinaを用いた137Csおよび57Coの取り込み実験 ?
   実験にはふ化後3日目のノープリウス幼生を用いた。137Csおよび57Coを添加したろ過海水を満たしたマルチウェルプレートの各ウェル(10 mL)にノープリウス幼生5個体を入れ水温20?Cにて飼育した。実験開始より24および48時間後に実験個体の状態を確認し、新たなウェルプレートに移し替えた。また、15個体を測定用サンプルとして採取、実体顕微鏡下で体長を測定後、ろ過捕集したフィルターおよびろ液に含まれる137Csおよび57Coの濃度を測定した。測定した体長は既報の体長?体重換算式を用い、乾燥重量に換算し、水分含有量を90%と仮定し湿重量を求めた。
\n『結果および考察』
? Chaetoceros didymusの死細胞を用いた137Csおよび57Coの吸着実験 ?
   単位細胞あたりの137Csおよび57Coの濃度は実験期間を通してほぼ一定の値であり、平均値はそれぞれ、5.4、6.2 ?Bq/cellであった。Chaetoceros didymusの単位体積あたりの濃度と培養液の濃度を用い体積濃縮係数(VCF: Volume Concentration Factor)を求めた。VCFもまた実験期間を通しほぼ一定で、137Csで4.1±2.5、57Coで240±150であった。死細胞のVCFは137Csについては栄養細胞の対数増殖期のVCF(6?15)と、57Coについては定常期後期のVCF (210?288)とそれぞれ同程度であった。以上より、定常期後期に認められた137Csの濃縮(吸着)は、完全に活性を失った細胞では認められなかった。
\n? Artemia sarinaを用いた137Csおよび 57Coの取り込み実験 ?
   実験期間を通し海水の137Csおよび57Co濃度は一定であった。ノープリウス幼生1個体あたりの137Csの濃度は実験区により変動はあるものの24時間から72時間の間で明確な増減は認められなかった。一方、57Coは24時間から48時間の間に濃度が高くなり、その後一定になった。ノープリウス幼生の単位湿重量あたりの濃度と海水1mLあたりの濃度を用い濃縮係数を求めた。なお、137Csについては24時間〜72時間、57Coについては48時間および72時間のデータを用いた。137Csおよび57Coの濃縮係数はそれぞれ11±3 (n=11)、211±26 (n=8)であった。本実験で得られた137Csの濃縮係数は現場観測で得られた動物プランクトンの濃縮係数 (6?14)と同程度であった。発表時にはThalassionema nitzschioidesおよびArtemia sarinaを用いた摂食実験の結果も合わせて議論する予定である。
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等)
内容記述タイプ Other
内容記述 2008年度に本プランクトン学会・日本ベントス学会合同大会
発表年月日
日付 2008-09-07
日付タイプ Issued
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Ver.1 2023-05-15 20:14:23.454535
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