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アイテム
BOMABファントムと日本人体型の比較
https://repo.qst.go.jp/records/69384
https://repo.qst.go.jp/records/69384a8b49e1c-dfa7-493b-881c-aa0ef0870545
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2008-06-30 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | BOMABファントムと日本人体型の比較 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
榎本, 宏子
× 榎本, 宏子× 仲野, 高志× 鈴木, 敏和× 榎本 宏子× 仲野 高志× 鈴木 敏和 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | [はじめに]全身計測の校正に用いるBOMABファントム(ANSI/HPS N13.35に記載されるReference Male)は、身長177cm、体重70kgと欧米型であり、これを精度よく用いるためには日本人の体型を知る必要がある。このため、年齢別に各部位の長さ、横幅、厚みについて比較検討したので報告する。また、BOMABファントムとほぼ同じ身長、体重をもつ日本人男性の体型についても比較検討したので報告する。 [方法]日本人の体型を知るために『日本人の人体計測データベース1992-1994*』(20代‐50代の男女について約19,000名)により、年代毎の平均値から身長、体重、体の各部位の長さ、横幅、厚みについてBOMABファントムと比較検討してきたが、最近、『日本人の人体寸法データベース2004-2006*』(20代‐50代の男女について約4,900名)が出版されたので、これをもとに最近の日本人体型とBOMABファントムとの違いについて比較検討を行った。また、BOMABファントムとほぼ同じ身長、体重をもつ日本人体型の生データを年代毎に3名ずつ、12名について得たので、これについても各部位の長さ、横幅、厚みについて比較検討を行った。 *(社)人間生活工学研究センター [結果] 20代‐50代の日本人男性の身長とBOMABファントムとを比較するとファントムの方が高く、また、体重は、日本人男性では10年前と比べて重くなってきており20代を除いてほぼファントムの重さと同等になってきた(図1)。各部位の長さ、横幅は、男性平均とほぼ近い値であったが厚みはファントムの方が薄いことがわかった。最も厚みの大きい年代の40代男性で比較すると、バスト厚径で15%、ヒップ厚径では23%ファントムより大きいことがわかった (図2)。また、男性の20代と40代の厚みの比較では、バスト厚径で10%、ウエスト厚径で18%、腹部厚径では17%、40代の方が大きく年代による差が大きかった。 さらに、BOMABファントムとほぼ同じ身長、体重の日本人男性と比較したが、やはり厚みはファントムの方が薄く、胸部や腹部では厚径値のばらつきが大きかった。同じ身長、体重でも筋肉質かそうでないか、あるいは、骨太かそうでないかで体型の個人差が大きくなったと考えられ、体型補正のためには、身長、体重のほかに、年齢、体脂肪率、体積などのパラメータを収集し、何組かの代表的な日本人体型を検討することと、同放射能で異サイズのファントム数体を計測することにより比較検討する必要がある。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本保健物理学会第42回研究発表会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2008-06-27 | |||||
日付タイプ | Issued |