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アイテム
「Microbeam Radiation Therapy 線量分布測定」「マウス線維肉腫と皮膚に対するMicrobeamの照射効果」スリット状X線マイクロビームに対するバイスタンダー効果の正常細胞とがん細胞の違い」
https://repo.qst.go.jp/records/69269
https://repo.qst.go.jp/records/69269fadb0f3e-fb89-49a2-bea7-e3d8b0447c0b
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2008-01-16 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 「Microbeam Radiation Therapy 線量分布測定」「マウス線維肉腫と皮膚に対するMicrobeamの照射効果」スリット状X線マイクロビームに対するバイスタンダー効果の正常細胞とがん細胞の違い」 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
大野, 由美子
× 大野, 由美子× 大野 由美子 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 出張報告 および アブストラクト アブストラクト 「Microbeam Radiation Therapy 線量分布測定」 2005年より、SPring-8 BL28B2ビームラインにおいて白色X線を用いてMicrobeam Radiation Therapy(MRT)の基礎研究を行っている。照射野の作成にはタングステンとポリイミドを交互に積み重ねた形状のマイクロビームコリメータ(MBC)を用いており、25μmの開口部が200μmピッチで並んだMicrobeam arrayを得ている。MBC開口部からの直接光による線量と遮断された部分に入り込む散乱光による線量(谷線量)との比(peak to valley ratio)が、治療効果に大きく影響すると考えられる。谷線量はMBCの各ギャップの間の線量であり、これがギャップ位置に相当する最大線量(ピーク線量)に比べて十分小さいことが望ましい。このマイクロビームの線量分布測定を様々な方法で行っているが、今回Kodak EDR2フィルムを用いて行った線量分布測定結果を報告する。線量とフィルムの光学濃度の較正曲線は、標準的なファーマー型チェンバーと60Coガンマ線源を使って取得した。較正曲線は日を変え、数回測定し、現像条件や再現性の確認を行った。フィルムでの線量測定結果の不確実性は、主に較正のエラーに起因しており、およそ5%であると推定される。MRT実験では、照射線量をモニターするために平行平板電離箱を用いるが、フィルムでの線量測定の値よりも30%ほど低い値を示すことがわかった。高線量率のマイクロビームを従来の電離箱で測定する場合、イオン再結合の影響や電子平衡が成り立っていないために、数え落としが存在するなど、測定した値にはエラーを含む。今回の測定で、フィルムでは、およそ1Gy程度までは良い精度で、Microbeam arrayのピークの線量を測定できるが、フィルムのpoint spread functionのためにpeak to valley ratioを過小評価してしまう傾向があると思われる。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第21回日本放射光学会年会 放射光科学合同シンポジウム | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2008-01-14 | |||||
日付タイプ | Issued |