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アイテム
FGF12のヒト肥満細胞株HMC-1における放射線誘導性アポトーシス抑制効果について
https://repo.qst.go.jp/records/69250
https://repo.qst.go.jp/records/69250d326a2f2-3b62-4fd9-a06a-f6394cbf3fc7
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2007-12-27 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | FGF12のヒト肥満細胞株HMC-1における放射線誘導性アポトーシス抑制効果について | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
中山, 文明
× 中山, 文明× ミュラー, カースティン× 萩原, 亜紀子× リディ, ローランド× 明石, 真言× マイネッケ, ビクトール× 中山 文明× 萩原 亜紀子× 明石 真言 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | いくつかのfibroblast growth factor (FGF)は、生体での放射線障害の軽減、改善に効果があることが知られているが、FGF12に関しては報告がない。本研究では、FGF12が、ヒト肥満細胞株(HMC-1)において発現していることを初めて見出した。そして、FGF12をHMC-1細胞において過剰発現すると、放射線誘導性アポトーシスが増加し、siRNAによってFGF12発現抑制すると減少した。一方、MAPK scaffold protein islet brain 2 (IB2)は、FGF12と結合することが報告されている。このIB2もHMC-1細胞で発現し、それ自身で放射線誘導性アポトーシスを抑制したが、FGF12のアポトーシス抑制効果に影響を及ぼさなかった。FGF12-IB2結合体は、p38 MAPKシグナリングに関与していると考えられているが、p38 MAPKインヒビターであるSB203580の処理によっても、FGF12強制発現によるアポトーシス抑制効果を阻止できなかった。ところが、MEK/ERKインヒビターである PD98059は、HMC-1にてアポトーシスを著明に増加させたが、FGF12はその増加を強力に抑制した。さらに、このFGF12は、マウス骨髄及び胎児皮膚由来の培養マスト細胞でも、発現が確認された。以上の所見より、FGF12がマスト細胞においてIB2の関与なしに、放射線誘導性アポトーシスを抑制していることが示唆された。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会第50回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2007-11-17 | |||||
日付タイプ | Issued |