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アイテム
クロマチン誘発効果におけるLET・加速核種依存性の違い
https://repo.qst.go.jp/records/69213
https://repo.qst.go.jp/records/69213b93559cd-484e-4419-b157-07ac2076130f
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2007-12-04 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | クロマチン誘発効果におけるLET・加速核種依存性の違い | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
鶴岡, 千鶴
× 鶴岡, 千鶴× 鈴木, 雅雄× 古澤, 佳也× 岡安, 隆一× 安西, 和紀× 鶴岡 千鶴× 鈴木 雅雄× 古澤 佳也× 岡安 隆一× 安西 和紀 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【目的】高LET放射線の生物効果に関して、同様のLET値のイオンビームであっても照射される核種が異なると、LET-RBE曲線の形が異なるという報告がされている。昨年までの本学会において、炭素、ネオン、シリコン、鉄イオンの4種類の加速核種において細胞致死及び突然変異誘発のLET-RBE曲線は加速核種が異なることにより異なることを報告した。さらに、hprt遺伝子座の欠失のパターンが加速核種により異なることも報告した。本年は、これまでと同様の加速核種及び細胞を用い、クロマチン誘発効果におけるLET・加速核種依存性を明らかにすることを目的とした。 【方法】細胞はヒト胎児皮膚由来正常細胞を用いた。加速核種は放医研HIMACで実験可能な炭素、ネオン、シリコン、鉄イオンを用いて、それぞれの核種において4から6種のLETについて調べた。クロマチン損傷は早期染色体凝縮法(PCC法)を用い、照射直後と、照射後24時間後の修復されずに残ったクロマチン切断について調べた。 【結果】照射直後に観察されたクロマチン切断誘発頻度のLET-RBE曲線はLET及び加速核種に関係なくほぼフラットな曲線を示した。一方、照射24時間後に修復されずに残ったクロマチン切断誘発頻度のLET-RBE曲線は、炭素、ネオン、シリコンイオンではそれぞれ85 keV/micrometer、105 keV/micrometer、113 keV/micrometer付近でピークを示す曲線を示したのに対し、鉄イオンでは200〜400 keV/micrometerの範囲でLETの上昇と共にRBEも上昇した。これらの結果から、異なる加速核種の生物効果におけるLET・加速核種依存性は、照射後に起こる修復過程に密接に関係していると示唆される。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会第50回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2007-11-17 | |||||
日付タイプ | Issued |