ログイン
言語:

WEKO3

  • トップ
  • ランキング
To
lat lon distance
To

Field does not validate



インデックスリンク

インデックスツリー

メールアドレスを入力してください。

WEKO

One fine body…

WEKO

One fine body…

アイテム

  1. 学会発表・講演等
  2. ポスター発表

湛水土壌からの鉄溶出に対する放射線の影響

https://repo.qst.go.jp/records/69096
https://repo.qst.go.jp/records/69096
7aaf1281-3d1b-4b93-99a3-b373d74a670f
Item type 会議発表用資料 / Presentation(1)
公開日 2007-09-21
タイトル
タイトル 湛水土壌からの鉄溶出に対する放射線の影響
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f
資源タイプ conference object
アクセス権
アクセス権 metadata only access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_14cb
著者 石井, 伸昌

× 石井, 伸昌

WEKO 678026

石井, 伸昌

Search repository
武田, 志乃

× 武田, 志乃

WEKO 678027

武田, 志乃

Search repository
田上, 恵子

× 田上, 恵子

WEKO 678028

田上, 恵子

Search repository
府馬, 正一

× 府馬, 正一

WEKO 678029

府馬, 正一

Search repository
武田, 洋

× 武田, 洋

WEKO 678030

武田, 洋

Search repository
石井 伸昌

× 石井 伸昌

WEKO 678031

en 石井 伸昌

Search repository
武田 志乃

× 武田 志乃

WEKO 678032

en 武田 志乃

Search repository
田上 恵子

× 田上 恵子

WEKO 678033

en 田上 恵子

Search repository
府馬 正一

× 府馬 正一

WEKO 678034

en 府馬 正一

Search repository
武田 洋

× 武田 洋

WEKO 678035

en 武田 洋

Search repository
抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 1.はじめに
 水溶液中には様々な溶存物質が存在しており、そこに生息いる様々な生物の成長を支えている。この溶存物質の起源は、例えば降水、堆積土壌中からの溶出、それとともに生物活動と生物間相互作用の結果である。つまり、溶存物質の組成や濃度は、生物の代謝や生物間相互作用の変化に伴い、変わる可能性がある。環境生物に対する外的刺激が、生物の代謝活性や相互作用に影響するならば、同時にこのことは、溶存物質の組成や濃度変化が外的刺激に対する影響指標として利用できることを示唆している。
 そこで、本研究では環境における外的因子として放射線の一種であるガンマ線を用い、湛水水田土壌から溶出する元素組成およびそれらの濃度を指標として、環境生物に対するガンマ線の効果について基礎情報を得ることを目的とした。
\n2.実験方法
 水田より土壌を採取し、風乾した。均質な土壌を得るため、風乾土壌を2 mmメッシュのふるいにかけ、この内4gを8mLの井戸水で湛水した。この湛水土壌に対して1Gy day-1の線量率でガンマ線を5日間連続照射した。コントロールは照射サンプルと同時期に同室に設置したが、ガンマ線を10 cm厚の鉛ブロックで遮蔽した。コントロールにおける線量率は0.8 × 10-3 Gy day-1以下であった。照射終了後、湛水サンプルの上清を回収し、0.2 ?m孔径のフィルターで濾過後、以下の分析に用いた。元素プロファイルを得るために液滴-粒子励起X線(液滴PIXE)分析を行った。Fe(II)は1,10-フェナントロリン法により分析した。一部の陽イオンおよび陰イオンはイオンクロマトグラフを用いて分析した。
\n3.結果と考察
 ガンマ線照射サンプルの上清は、コントロールのそれと比較して明らかに薄茶色に着色していた。この着色は、上清に溶けている元素組成の違いを反映している可能性がある。そこで照射サンプルおよびコントロールサンプルの上清を回収し、溶存する元素のプロファイルを液滴PIXE分析により得た。両プロファイルを比較した結果、ガンマ線照射サンプルにおいて上清中の鉄濃度が低いことが分かった。鉄は還元状態の土壌中からFe(II)として溶液中に溶出する。そこで上清のFe(II)濃度を求めた。照射サンプルおよびコントロールにおけるFe(II)濃度は、それぞれ4.5±4.3 ?g mL-1および24.0±1.0 ?g mL-1であった。これらの結果は、ガンマ線が土壌からのFe(II)溶出を抑制していることを示唆している。
 通常、水分子にガンマ線のような電離放射線が当たると、過酸化水素やヒドロキシルラジカルが生じる。また、これらはFe(II)をFe(III)に変換することが知られている。Fe(III)には褐色の化合物が多く、従って照射サンプルの着色は、ガンマ線により褐色のFe(III)化合物が生じた結果かもしれない。
 以上の結果より、5Gy程度のガンマ線は、土壌からの鉄の溶出量やその化学形態の変化に寄与することで、生態系における鉄の循環に影響する可能性を示唆している。また、これらの結果は溶存物質の組成と濃度変化が外的刺激に対する環境影響指標として利用できる可能性を示唆している。
\n謝辞
液滴-PIXE分析を行うにあたり、放射線医学総合研究所研究基盤部技術支援・開発室の皆様に多大なご助力を頂いた。本研究は、文部科学省科学研究費補助金若手研究(B)#18710051の助成を受けて行われた。
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等)
内容記述タイプ Other
内容記述 日本陸水学会72回大会
発表年月日
日付 2007-09-13
日付タイプ Issued
戻る
0
views
See details
Views

Versions

Ver.1 2023-05-15 20:18:32.908702
Show All versions

Share

Mendeley Twitter Facebook Print Addthis

Cite as

エクスポート

OAI-PMH
  • OAI-PMH JPCOAR 2.0
  • OAI-PMH JPCOAR 1.0
  • OAI-PMH DublinCore
  • OAI-PMH DDI
Other Formats
  • JSON
  • BIBTEX

Confirm


Powered by WEKO3


Powered by WEKO3