WEKO3
アイテム
PET・蛍光イメージング同時撮像のための検出器開発:基礎研究
https://repo.qst.go.jp/records/68990
https://repo.qst.go.jp/records/689903e30e32f-a4c9-4359-9545-ad08d646b3dc
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2007-07-03 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | PET・蛍光イメージング同時撮像のための検出器開発:基礎研究 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
吉田, 英治
× 吉田, 英治× 吉田 英治 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | PETと蛍光イメージングは、分子イメージング研究の重要なツールである。PETと蛍光イメージングが同時に実現できれば、例えば、遺伝子発現を蛍光イメージングで捕らえると同時に、PETで関与するタンパクを画像化することが可能になる。PETと蛍光の同時撮像が可能な検出器としては、UCLAのグループによる先行研究がある[1]。シンチレータと受光素子で構成されるPET用検出器の上面の反射材を取り除くことにより、外から入射する蛍光の単光子信号をPET検出器の受光素子で検出するという原理であるが、蛍光撮影のために検出器をターゲットに近接させると、PETとしての分解能が劣化する問題があった。そこで本研究では、我々の開発した高感度・高解像度を達成する小動物用4層Depth of interaction(DOI)検出器に蛍光検出の機能を付加することを試みた。検出器の概念図を図1に示す。PETと蛍光の両信号の検出を可能にするために、受光素子とシンチレーション結晶は、先行研究と同様、蛍光の信号の波長領域(600 nm以上)でも検出効率が保たれる光電子増倍管とシンチレーション光に燐光のないGSO結晶を用いた。そして新たな工夫として、検出器上面の反射材を取り除く代わりに上面にダイクロイックミラーを光学結合した。PETの信号となるシンチレーション光の波長領域(450 nm付近)の光を反射し蛍光の信号の波長領域の光を透過するダイクロイックミラーを用いることで両信号を受光素子の方向に送り、光量損失による検出器性能の劣化を防ぐのである。 本発表では、開発を目指す検出器のデザインを紹介し、試作した検出器でまず行ったPET検出器としての性能評価の結果とダイクロイックミラーを用いたことによる効果を示す。 DOI検出器は、放射線を検出した深さ方向位置を含めた3次元位置情報を読み出すもので、斜めから入射する放射線に対しても、空間分解能を保つことができる。よって、DOI検出器は、検出器を被検体に近づけてのPETイメージングに非常に有利であり、感度向上のために近接撮像が必須である蛍光イメージングとの融合に適する。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第2回日本分子イメージング学会総会・学術集会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2007-06-29 | |||||
日付タイプ | Issued |