WEKO3
-
RootNode
アイテム
マウス胸腺におけるがん遺伝子Notch1の自然変異
https://repo.qst.go.jp/records/68612
https://repo.qst.go.jp/records/68612883fbbf7-ed4f-4080-8514-cfc337d9fa11
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2006-08-03 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | マウス胸腺におけるがん遺伝子Notch1の自然変異 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
辻, 秀雄
× 辻, 秀雄× 石井, 洋子× 久保, ゑい子× 東, 智康× 勝部, 孝則× 辻 秀雄× 石井 洋子× 久保 ゑい子× 東 智康× 勝部 孝則 |
|||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | マウス胸腺リンパ腫においてV(D)J組換え装置(不正V(D)J組換え)あるいは短い相同配列の対合(微小相同配列対合末端結合)によりがん遺伝子Notch1は変異する。そのうち、不正V(D)J組換えは自然に起こることを報告した。今回、微小相同配列対合末端結合による変異の自然発生について検討した。[材料および方法]野生系統マウスC.B-17に1.6 Gyのg線を各週4回照射し、2週間後に胸腺DNAを採取した。C.B-17マウス、DNA-PKcs遺伝子突然変異系統scidマウス、およびV(D)J組換え不全のRag2-/-マウスに1 Gyのg線を1回照射し、1、2、4週間後に胸腺DNAを採取した。胸腺DNAをnested PCRにかけ、Notch15’領域4,758-16,800の変異DNAの塩基配列を解読し、変異頻度および変異の特徴を解析した。[結果および考察]Notch15’領域の変異はすべて欠失であった。C.B-17胸腺において自然にNotch1は変異し、8 x 106細胞あたり28個の欠失を同定した。そのうち、不正V(D)J組換えによる欠失は11個(39%)、微小相同配列対合末端結合による欠失は3個(11%)、未知の変異機構による欠失が10個(36%)であった。1.6 Gy4回照射したC.B-17マウスにおける欠失は8 x 106細胞あたり37個であり、そのうち不正V(D)J組換えによる欠失は21個(57%)と増加するが、微小相同配列対合末端結合による欠失は3個(8%)と増加しなかった。この結果より、野生系統マウスにおいて不正V(D)J組換えに加えて、微小相同配列対合末端結合によってもNotch1は自然変異すること、野生系統では微小相同配列対合末端結合は放射線誘発性のないこと、不正V(D)J組換えによる欠失の増加は、クローンを示すことから放射線による欠失保有細胞の選択的増殖によることがわかった。scidおよびRag2-/-による欠失の特徴について議論する。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第48回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2005-11-17 | |||||
日付タイプ | Issued |