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アイテム
[11C]メチルトリフレートの製造に影響を及ぼす因子
https://repo.qst.go.jp/records/68515
https://repo.qst.go.jp/records/68515e010562e-22f6-45dd-b939-b5b0aace4492
| Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 公開日 | 2006-06-19 | |||||
| タイトル | ||||||
| タイトル | [11C]メチルトリフレートの製造に影響を及ぼす因子 | |||||
| 言語 | ||||||
| 言語 | jpn | |||||
| 資源タイプ | ||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
| 資源タイプ | conference object | |||||
| アクセス権 | ||||||
| アクセス権 | metadata only access | |||||
| アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
| 著者 |
福村, 利光
× 福村, 利光× 鈴木, 和年× 福村 利光× 鈴木 和年 |
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| 抄録 | ||||||
| 内容記述タイプ | Abstract | |||||
| 内容記述 | [11C]メチルトリフレートは強力な[11C]メチル化剤であり、11C標識薬剤の製造に汎用されている[11C]CH3Iでは低収率でしか目的物を与えない標識薬剤の製造に有効である。当所においてもこの[11C]メチルトリフレートを利用した薬剤の製造を行っているが収量が一定しない等の問題が生じていた。今回、我々は、メチルトリフレート法による薬剤標識の収率が変化する原因について調査したので報告する。[11C]メチルトリフレートへの変換の評価は、[11C]ベラパミルの標識反応にて行った。[11C]メチルトリフレートの生成に影響を及ぼすと考えられる因子として残留THFの量、アスカライトと五酸化リンからなる乾燥管の使用回数の影響を調べた。その結果、新しく充填した乾燥管を使用する限りにおいては[11C]ベラパミルの収量は、ほぼ一定であったが(放射化学的収率:50%)5回以上再利用した乾燥管を利用した時には [11C]ベラパミルをまったく与えなかった。一方、残留THFが多い時には収量はやや低下する傾向が見られた(放射化学的純度:30-40%)。以上の結果より[11C]メチルトリフレートの生成は乾燥管に蓄積するHIやTHFの残留量に影響が示唆された。[11C]メチルトリフレートは強力な[11C]メチル化剤であり、11C標識薬剤の製造に汎用されている[11C]CH3Iでは低収率でしか目的物を与えない標識薬剤の製造に有効である。当所においてもこの[11C]メチルトリフレートを利用した薬剤の製造を行っているが収量が一定しない等の問題が生じていた。今回、我々は、メチルトリフレート法による薬剤標識の収率が変化する原因について調査したので報告する。[11C]メチルトリフレートへの変換の評価は、[11C]ベラパミルの標識反応にて行った。[11C]メチルトリフレートの生成に影響を及ぼすと考えられる因子として残留THFの量、アスカライトと五酸化リンからなる乾燥管の使用回数の影響を調べた。その結果、新しく充填した乾燥管を使用する限りにおいては[11C]ベラパミルの収量は、ほぼ一定であったが(放射化学的収率:50%)5回以上再利用した乾燥管を利用した時には [11C]ベラパミルをまったく与えなかった。一方、残留THFが多い時には収量はやや低下する傾向が見られた(放射化学的純度:30-40%)。以上の結果より[11C]メチルトリフレートの生成は乾燥管に蓄積するHIやTHFの残留量に影響が示唆された。 | |||||
| 会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||
| 内容記述 | 第43回日本核医学会総会 | |||||
| 発表年月日 | ||||||
| 日付 | 2003-10-29 | |||||
| 日付タイプ | Issued | |||||