WEKO3
アイテム
低酸素下で誘発されたDNA二本鎖切断のNHEJ機構による修復
https://repo.qst.go.jp/records/68277
https://repo.qst.go.jp/records/6827743ced50f-8cfd-420c-9880-4c6724e84408
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2005-12-08 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 低酸素下で誘発されたDNA二本鎖切断のNHEJ機構による修復 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
平山, 亮一
× 平山, 亮一× 古澤, 佳也× 扶川, 武志× 松本, 孔貴× 渡邉, 雅彦× 岡安, 隆一× 窪田, 宜夫× 安藤, 興一× 平山 亮一× 古澤 佳也× 扶川 武志× 松本 孔貴× 渡邉 雅彦× 岡安 隆一× 窪田 宜夫× 安藤 興一 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【目的】DNA二本鎖切断(DSB)の初期損傷における酸素効果は細胞致死レベルの酸素効果より大きく(〜6)、短時間のDNA修復を行うことにより細胞致死レベル(〜3)まで減少することを昨年報告した。一般的に言われる細胞致死での酸素効果は放射線の化学的過程から生物学的過程を経て現れた効果であることを実験的に検証するために、本研究では短時間(15分間)修復による酸素効果減少の機構を調べ、非相同末端再結合(non-homologous end-joining:NHEJ)における修復の関与を検討した。 【方法】CHO細胞において大気下および低酸素下氷上でX線照射を行い、修復前および5% CO2を含む大気下(37℃)での短時間修復後のDSB検出を定電圧電気泳動法(Static-Field Gel Electrophoresis)を用いて行った。さらに、NHEJ機構を抑制した系としてCHO細胞にwortmannin処理(20µM)を行った系と、CHO細胞のKu80変異株であるxrs6細胞を用いた系にて同様の実験を行った。 【結果および考察】CHO細胞でのX線照射直後のDSBの酸素増感比(OER)は6.3であった。短時間修復後のDSB-OERは3.4であった。このOERの変化は、大気下照射によるDSBが低酸素下照射によって生成したDSBに比べ効率よく修復されたためということが判明した。それと対照的にwortmannin処理を行ったCHO細胞とxrs6細胞の系では、15分間の短時間修復によってDSB-OERの値は大きく変わらなかった。このことから大気下照射によるDSBは低酸素下照射によるDSBよりもNHEJ機構によって修復されやすいことを示唆している。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会第48回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2005-11-17 | |||||
日付タイプ | Issued |