WEKO3
アイテム
光増感反応により生成する一重項酸素からのOHラジカル生成機構
https://repo.qst.go.jp/records/67592
https://repo.qst.go.jp/records/675927a3d521a-f0c2-4527-8963-b1f37217c5b1
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2003-11-07 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 光増感反応により生成する一重項酸素からのOHラジカル生成機構 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
西澤, 千穂
× 西澤, 千穂× 竹下, 啓蔵× 上田, 順市× 鈴木, 和夫× 小澤, 俊彦× 西澤 千穂× 竹下 啓蔵× 上田 順市× 小澤 俊彦 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【目的】スピントラップ剤5,5-dimethyl-1-pyrroline-N-oxide(DMPO)存在下ウロポルフィリン(UP)光増感反応を行うと、還元性物質(NADPH、Trolox(水溶性トコフェロール誘導体)、あるいはグルタチオン)の存在によりDMPOのヒドロキシルラジカル(.OH)付加体(DMPO-OH)の生成が顕著に増加し、それは一重項酸素(1O2)からDMPO依存的にフリーの.OHが発生したことによることを報告した。本研究では、この.OH生成機構について検討を行った。 【方法】UP光増感反応で生成するラジカルをDMPOによりトラップし、ESR測定した。また、1O2とサリチル酸との反応で生成する2,5-ジヒドロキシ安息香酸(2,5-DHBA)をHPLC-ECDで定量分析した。 【結果】DMPO存在下でUP光増感反応を行ったところ、DMPO-OH生成の初速度は還元剤の濃度を変えても同じであった。還元剤の存在下でpHを6.5から8.9まで変えたところ、DMPO-OH生成は酸性側で顕著だった。更にサリチル酸の存在下でUP光増感反応を行うと、還元剤の有無に関わらずDMPOの存在で2,5-DHBAの生成量が減少した。 【考察】1O2とDMPOとの反応で反応中間体を経て.OHを生成する反応が既に推定されている。この反応で、DMPOと1O2とが反応する過程は還元剤の有無に関わらず起きていること、.OH生成にプロトンが関与していること、そしてこの.OH形成において、還元剤の関与する過程は律速ではないことが確認された。この一連の反応のうち還元剤は反応中間体から.OHが生成する過程で関与するものと考えられる。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本薬学会第123年会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2003-03-29 | |||||
日付タイプ | Issued |