WEKO3
アイテム
X線及び重粒子線の生体内一酸化窒素産生誘導効果
https://repo.qst.go.jp/records/67383
https://repo.qst.go.jp/records/673838cf476f0-4c5f-4070-ae56-06a42a2140eb
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2003-05-20 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | X線及び重粒子線の生体内一酸化窒素産生誘導効果 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
中川, 秀彦
× 中川, 秀彦× 伊古田, 暢夫× 小澤, 俊彦× 古武, 弥成× 中川 秀彦× 伊古田 暢夫× 小澤 俊彦 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【目的】一酸化窒素(NO)は内在性フリーラジカル分子で、いくつかの生体応答に重要な役割を担っている。種々のストレス刺激は一酸化窒素合成酵素を誘導してNO産生を増大させ炎症などの生体応答に関与するほか、過剰な産生は細胞を傷害すると考えられている。放射線照射はがん治療の有効な治療法の一つで、X線、ガンマ線が用いられるほか、重粒子線照射が現在開発途上に有る。放射線は生体に対してストレス刺激として作用し様々な生体応答を引き起こすが、このうち細胞傷害性の活性酸素・フリーラジカルを産生誘導する作用ががん治療効果に重要な役割を果たしていると考えられている。そこで、X線と重粒子線照射による一酸化窒素誘導効果について検討した。 【方法】マウスにX線あるいは重粒子線(炭素原子核)を全身照射し、経時的にNO用スピン捕捉剤Fe-MGDを投与し肝臓を摘出して生成したNO付加体NO-Fe-MGD量をX-バンドESRを用いて測定した。 【結果・考察】X線・重粒子線共に照射3時間後に極大となる一過性のNO産生増大を引き起こした。産生増大作用は50Gy以下では高い照射線量依存性を有していた。この作用は一酸化窒素合成阻害剤L-NMMAを照射後に投与することで完全に抑制され、放射線照射により一酸化窒素合成酵素が誘導されNO産生が増大したと考えられた。 Ref.) Nakagawa, H., et al., Nitric Oxide, 5, 47-52 (2001). |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本薬学会第122年会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2001-03-28 | |||||
日付タイプ | Issued |