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アイテム
レトロトランスポゾンIAPエレメントのLTR構造による分類とそのReal-time PCR法による定量
https://repo.qst.go.jp/records/67362
https://repo.qst.go.jp/records/673624cde6a2d-920f-45b3-8848-9ab903b47963
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2003-04-22 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | レトロトランスポゾンIAPエレメントのLTR構造による分類とそのReal-time PCR法による定量 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
石原, 弘
× 石原, 弘× 田中, 泉× 石原 弘× 田中 泉 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | マウス血球系や胚等の未分化正常細胞やある種の腫瘍細胞において、内在レトロウイルス様のゲノム内反復配列であるIntracisternal A-particle (IAP) elementが転写されている。その一部が逆転写されてゲノムの新たな部位に組み込まれることで、IAP elementのコピー数は増加すると同時に、ゲノム構造異常を引き起こす。この現象が系統分岐・腫瘍化・老化等に関与することが示唆されているがその実態は不明である。 マウスゲノムに数千コピー散在するIAP elementには様々な構造バリアントがあり、IAPの発現や逆転写を制御するlong-terminal repeat (LTR)の塩基配列にも多様性がある。我々はマウスgerm line由来のIAP-LTRの塩基配列を比較し、その多様性を利用してA~H型のサブタイプに分類した。マウス正常および腫瘍細胞のIAP RNAをRACE-PCR cloningにより塩基配列を比較したところ、サブタイプ毎に発現量は異なり、そのprofilはマウス系統・細胞に依存していた。特にH型LTR-IAPはC3H/He近交系マウスの造血系細胞において強く発現すると同時に、C3H由来の造血系腫瘍細胞のゲノム異常に寄与しており、C3Hマウスで活性化していることが判明した。 また、IAP-LTRサブタイプ毎の挙動を解析するために、real-time PCR法による定量方法を確立し、germ lineのH型LTRおよび非H型LTRのcopy数がそれぞれ150および2850 copyであることを明らかにした。これにより、多量のバックグラウンド共存下において特定のLTRサブタイプを持つIAPエレメントを選択的に定量することが可能になった。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第25回日本分子生物学会年会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2002-12-14 | |||||
日付タイプ | Issued |