WEKO3
アイテム
小細胞肺がんに対する放射免疫療法と治療後の病理学的変化
https://repo.qst.go.jp/records/66853
https://repo.qst.go.jp/records/668536db6098a-4560-4d7b-8d0f-6238a5c6c460
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2018-07-18 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 小細胞肺がんに対する放射免疫療法と治療後の病理学的変化 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
藤原, 健太郎
× 藤原, 健太郎× 辻, 厚至× 東, 達也× 藤原 健太郎× 辻 厚至× 東 達也 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【目的】がんに特異的な抗体に放射性同位元素(RI)を標識し、生体内でがんに集積させて放射線治療を行う放射免疫療法(RIT)は、原発巣だけでなく微小な転移がん等への効果も期待されている。ROBO1はSlit2受容体膜タンパク質であり、一部の小細胞肺がん(SCLC)で高発現している一方、正常組織での発現はほとんどないことから、RITの治療標的として有望である。本研究では、ROBO1を標的としたSCLC移植マウスに対するRITを施行し、その治療効果を病理学的解析により評価した。 【方法】抗ROBO1モノクローナル抗体をベータ線放出核種90Y(イットリウム90)で標識した。ROBO1陽性SCLCモデルマウスに対し、90Y標識抗ROBO1抗体0.2 mCiを投与し、腫瘍体積、体重、血球数の測定を行った。また、投与後7, 14, 21 28日目に腫瘍と正常臓器を採取し、HE染色および免疫組織化学的手法により病理学的変化を解析した。 【結果】腫瘍の縮小と一過性の体重および血球数の減少が確認された。病理学的解析により、腫瘍細胞の凝固壊死、細胞体の膨化等の細胞変性が認められ、投与14日目以降にはマクロファージの集簇や線維化等の一連の修復過程が確認された。正常臓器においては、脾臓、骨髄で造血細胞の一過性の減少が確認されたが、その他の臓器では病理学的変化は認められなかった。 【結論】90Y標識抗ROBO1抗体が小細胞肺がんに対し抗腫瘍効果を示すこと、正常臓器への影響が造血系に限局していることを病理学的に確認した。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第27回日本癌病態治療研究会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2018-06-01 | |||||
日付タイプ | Issued |