WEKO3
アイテム
人体組成の散乱実効密度を考慮した重粒子ペンシルビーム計算手法
https://repo.qst.go.jp/records/65377
https://repo.qst.go.jp/records/65377de726497-565d-4c6b-8005-485fc1d7ffe0
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2013-12-03 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 人体組成の散乱実効密度を考慮した重粒子ペンシルビーム計算手法 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
古場, 裕介
× 古場, 裕介× 古場 裕介 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【背景・目的】 ペンシルビーム法を用いた計算手法はモンテカルロ法に比べて簡便で計算時間も短いことから、重粒子線治療計画における線量計算アルゴリズムとして広く実用されている。従来のペンシルビーム法における各ペンシルビームの側方広がりは、水等価距離の関数、または実効電子密度を考慮した補正により計算を行っている。しかし、多重散乱の効果は物質の実効原子番号に大きく依存し、特に人体内のような不均質媒質中では従来の補正は必ずしも十分ではない。人体内物質と多重散乱の効果の相関を取り入れた計算手法により人体内の多重散乱の効果をより精度良く計算することができると期待できる。 【方法】 人体内物質と多重散乱の効果の相関を考慮した散乱実効密度をペンシルビームの側方広がり計算アルゴリズム内に取り入れる。計算の簡素化のため計算ステップ上でペンシルビーム角度分散の増加分が散乱実効密度に比例するという近似を行う。本手法の計算検証のためGeant4を用いたモンテカルロ法、治療ビームを用いた実験と比較を行う。 【結果・考察】 散乱実効密度を考慮した計算手法によりペンシルビームの側方広がりの計算を行った。本手法により計算したペンシルビームの側方広がりはモンテカルロ法、実験値とほぼ一致することを確認した。側方広がりの計算精度をさらに向上させるためには核反応などによる大角散乱を考慮する必要がある。 【結論】 散乱実効密度を考慮することにより人体内におけるペンシルビームの側方広がりの計算精度を向上させることが可能となる。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第103回医学物理学会学術大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2012-04-15 | |||||
日付タイプ | Issued |