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アイテム
システムリプレースで経験した臨床検査システム標準化の有用性 IHEからIHEへのリプレース
https://repo.qst.go.jp/records/65001
https://repo.qst.go.jp/records/65001f1b3889d-d417-4600-9fd7-f1e57a68519f
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2013-05-20 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | システムリプレースで経験した臨床検査システム標準化の有用性 IHEからIHEへのリプレース | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
清水, 一範
× 清水, 一範× 本村, 真理× 清水 一範× 本村 真理 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【はじめに】当院では、臨床検査システムの標準化を目的に、2006 年から検体検査について、IHE に準拠した臨床検査システムを採用している。昨年3月には、国内で初めてIHE からIHE へのリプレースを行った。今回はシステムリプレースにおける標準化の有用性について報告する。 【リプレースによるシステム変更】 電子カルテ:富士通EGMAIN-EX 臨床検査:富士通LAINS-PC からLAINS-GX に変更。 【採用している臨床検査システムに関する標準規格】 1.JAHIS:臨床検査データ交換規約Ver.3.1 2.MEDIS-DC:臨床検査標準マスタ(JLAC10 コード) 3.HL7:通信プロトコル(HL7 Ver2.5) 4.IHE-J:臨床検査テクニカルフレームワーク 【リプレースにおける利点】 1.仕様書作成の労力が軽減した。 2.入札から導入までの打ち合わせ回数が前回導入時に比べて減少した。 3.データ移行(検査結果データおよび予約オーダ)がスムーズに行えた。また、データ移行後のデータ確認に要する労力も軽減された。 【IHE 準拠の問題点】 1.ベンダーによっては、IHE に対応できない場合がある。 2.すべての接続がLAN ケーブルを介したソケット通信となるため、ウイルス対策が必須となる。 3.JLAC10 コードが推奨されているが、施設内コードとして使いにくい点がある。 4.分析装置接続に関する標準化がまだ実用化されていない。 【まとめ】 IHE からIHE へのリプレースはこれまでのシステム更新に比較して労力、時間ともに軽減することができた。特に、データ移行に関しては、前システムと同じ通信電文を使用す るので、システム変更による影響をまったく受けなかった。今後、分析装置接続に関する標準化が実現されれば、さらにIHE による臨床検査システムの標準化が有用になると思わ れる。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第62回日本医学検査学会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2013-05-19 | |||||
日付タイプ | Issued |