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アイテム
外陰部悪性黒色腫に対する重粒子線治療の初期経験
https://repo.qst.go.jp/records/64646
https://repo.qst.go.jp/records/64646b9d5d5b1-209b-4d33-87bc-3edf6296c9bf
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2012-07-02 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 外陰部悪性黒色腫に対する重粒子線治療の初期経験 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
若月, 優
× 若月, 優× 唐澤, 久美子× 加藤, 真吾× 清原, 浩樹× 安藤, 謙× 鎌田, 正× 若月 優× 唐澤 久美子× 加藤 眞吾× 安藤 謙× 鎌田 正 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【目的】遠隔転移の無い外陰部悪性黒色腫に対する重粒子線治療の初期経験を報告する。【対象・方法】当院では1. 婦人科領域(外陰- 膣- 子宮)原発の粘膜悪性黒色腫の症例である(皮膚に病変がかかるものは除外する)。 2. 測定可能病変である。 3. 放射線感受性の高い腸管や膀胱などの正常組織と5mm 以上の間隔がある。 4. 予後が6 か月以上ある。の諸条件を満たす症例に対して重粒子線治療を行っている。 重粒子治療は両鼠径を含めたリンパ節領域へ36.0GyE/10 回、腫瘍の認められる部位に対して21.6GyE/6 回の総線量57.6GyE/16回を原則とした。今回、重粒子線治療を施行した婦人科領域原発の悪性黒色腫のうち、外陰部に病変を認めた症例を対象として解析を行った。 【結果】2009 年9 月から2011 年10 月に重粒子線治療を施行した婦人科領域原発悪性黒色腫21 例中、外陰部に病変を認めた症例は9 例であった。年齢中央値72 歳(63-80 歳)臨床病期I 期:1 例、II 期3 例、III 期3 例、IV 期:1 例、術後再発症例:1 例であった。リンパ節転移は3 例で認め、1 例は総腸骨リンパ節腫大を認めた。 Grade3 以上の有害事象は急性期の皮膚・粘膜炎が2 例に、亜急性期にGrade3 の尿閉を1 例に認めたが、全例予定通りに治療が完遂された。経過観察期間は4-26 か月、中央値15 か月であった。晩期有害事象は膀胱Grade2 を1 例、直腸Grade2 を2 例、外陰部の粘膜炎Grade1 を2 例に認めた。9 例全例で局所は制御されており、2 例で領域リンパ節の再発が認められた。遠隔転移が3 例で認められ、3 例で原病死、1 例で他病死を認めた。 【結論】外陰部の悪性黒色腫に対する重粒子線治療は切除手術と同様の局所制御が得られ、有用な局所治療手段の一つと考えられた。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第28回 日本皮膚悪性腫瘍学会学術大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2012-06-30 | |||||
日付タイプ | Issued |