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  1. 学会発表・講演等
  2. 口頭発表

トラック構造と生物効果

https://repo.qst.go.jp/records/64284
https://repo.qst.go.jp/records/64284
7e1f2998-8abe-43f5-bb68-9eeb2edfca0e
Item type 会議発表用資料 / Presentation(1)
公開日 2011-08-01
タイトル
タイトル トラック構造と生物効果
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f
資源タイプ conference object
アクセス権
アクセス権 metadata only access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_14cb
著者 平山, 亮一

× 平山, 亮一

WEKO 633920

平山, 亮一

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平山 亮一

× 平山 亮一

WEKO 633921

en 平山 亮一

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 放射線の種類によって生物効果の違いが生じることは良く知られており、それは線質の違いを反映したものである。粒子線の飛跡に沿って単位長さ当たりに局所に与えられるエネルギー量を線エネルギー付与(LET:Linear Energy Transfer)といい、放射線の線質の違いを表す指標の一つとして良く用いられる。例えば、α線や炭素線などの重粒子線は高LET放射線と呼ばれ、X線やガンマ線などの低LET放射線に比べて生物学的効果比(RBE:Relative Biological Effectiveness)が大きく、酸素増感比(OER:Oxygen Enhancement Ratio)が小さい。LET値が増加するほどRBEは大きくなり(150 keV/µm付近からは減少する)、OERはLET値が増加するに従い減少し1に近づく傾向を示し、RBEやOERはLETに依存し変化する(ただし、例外もある)。 また同一LET値での粒子種の違いによる生物効果を調べると、粒子線の種類によって異なっていることがわかる。粒子種の違いによる生物効果をトラック構造の観点から考察してみると、電離や励起が重なり合うcore領域の電離密度が高く、二次電子からなるpenumbra領域が狭い粒子線ほど高い細胞致死効果を示す。またOHラジカルによって生じるDNA酸化損傷である8-OHdGをエンドポイントにすると、penumbra領域が広い粒子線ほど8-OHdGが大量に生成されることが判明した。これらの事実から、電離や励起の空間的・時間的分布の違いが異なる生物効果として観察されるものと考える。 本研究会ではトラック構造と生物効果についての解説を行い、現在検討している将来プランについても触れたい。
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等)
内容記述タイプ Other
内容記述 平成23年度京都大学原子炉実験所専門研究会
発表年月日
日付 2011-07-23
日付タイプ Issued
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