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アイテム
IHE-IRWF統合プロファイルを利用した他施設からの紹介画像格納システムの構築
https://repo.qst.go.jp/records/63721
https://repo.qst.go.jp/records/63721f743c922-521e-4d49-a97e-705260e64bf4
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2009-11-27 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | IHE-IRWF統合プロファイルを利用した他施設からの紹介画像格納システムの構築 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
向井, まさみ
× 向井, まさみ× 谷川, 琢海× 安藤, 裕× その他× 向井 まさみ× 谷川 琢海× 安藤 裕 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【目的】放射線医学総合研究所・重粒子医科学センター病院(以降、本院)は、2005年夏からのフィルムレス運用開始に伴い、過去のフィルム画像のデジタル化作業を開始した。また、本院を受診する患者は原則他院から紹介されて来院し、それまでの経過の診断画像を持参する。近年画像診断装置の高度化により画像枚数の増加が加速し、CDやDVDで多くの検査画像が持ち込まれることとなった。 当院では、紹介時持参の画像も全てPACSに取込む運用で、取込み作業は診断部門の技師が担当しており、1年間で約2300件の取込み依頼が発生している。フィルムのデジタル化、CDからの画像取込みいずれも患者ID、氏名、生年月日等の患者基本情報を正確に投入しPACSに格納しなければならないため、技師の作業量は多くなっている現状がある。これらを解決するために、PACSへの画像取込み方法を工夫することとした。 【方法・検討】画像をPACSに取込む方法として、IHE(Integrating Healthcare Enterprise)で検討されているIRWF(Import Reconciliation Workflow)統合プロファイルを採用した。IRWFでは、画像取込みオーダを発行するScheduled Optionと、画像取込み時に患者情報マスタを直接参照するUnscheduled Optionが存在する。当院では、1回の取込みで複数検査を対象とするため、後者のUnscheduled Optionを採用した。現在の医事会計システムは、Unscheduled Optionに必要な患者基本情報の提供者(Patient Demographic Supplier)をサポートしていないが、PIR(Patient Information Reconciliation)統合プロファイルのADTアクタをサポートしているため、まずPACS内にPIRのADTメッセージを受けて患者基本情報を保持する仕組みを構築し、この患者基本情報管理機能がPatient Demographic Supplierアクタとなるようにした。 【結果】本システムを導入することにより、技師は、画像取込み操作時に患者IDを入力すれば医事が保持している患者基本情報をそのまま取得することができるようになり、技師の作業負荷軽減に役立った。また、IHEを利用することにより相互運用性が確保され、将来的にはPDS機能をもった医事会計システムを導入することが容易になる。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第29会医療情報学連合大会/第10会日本医療情報学会学術大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2009-11-25 | |||||
日付タイプ | Issued |