WEKO3
アイテム
脳賦活による局所脳有効酸素拡散能の変化
https://repo.qst.go.jp/records/63714
https://repo.qst.go.jp/records/63714abb7ddb8-5962-4abf-9e62-262d0a0c0aea
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2009-11-24 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 脳賦活による局所脳有効酸素拡散能の変化 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
伊藤, 浩
× 伊藤, 浩× 菅野, 巖× その他× 伊藤 浩× 菅野 巖 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【目的】毛細血管から脳組織への酸素供給を説明するHyderらのモデルでは、有効酸素拡散能(D)、脳血流量(CBF)、および脳酸素摂取率(OEF)の関係はOEF=1-exp(-D/CBF)と定義されており、脳酸素消費量(CMRO2)はCMRO2=Ca•CBF•OEF (Ca: 動脈血中酸素濃度)である。脳賦活試験においては、脳賦活部位におけるCBFの上昇率はCMRO2の上昇率よりも大きく両者の上昇率には乖離がみられ、OEFは低下することが報告されているが、本研究では、脳賦活部位におけるDの変化について検討した。 【方法】20〜22才の健常男性志願者7名を対象にPETおよびO-15標識水、O-15標識O2ガス、O-15標識COガスによるCBF、OEF、CMRO2、および脳血液量(CBV)の測定を、安静時および右手指運動による脳賦活時に施行し、脳賦活部位におけるこれらの測定値の変化率を計算した。また、CBFおよびOEFより D値を計算し、脳賦活による変化率を計算した。 【結果】左中心前回におけるCBF、OEF、CMRO2、CBVの脳賦活による変化率はそれぞれ、48±23%、-24±8%、11±13%、14±25%であり、CBFおよびCMRO2に有意な上昇、OEFに有意な低下がみられた。また、Dの変化率は5±14%であり、有意な変化はみられなかった。Ω(=Dの変化率/CBFの変化率)は0.04±0.22、Ψ(=CMRO2の変化率/CBFの変化率)は0.23±0.16であった。 【考察】Dは毛細血管血液量に比例するパラメーターであり、脳賦活によるCBF上昇時にはCBVも上昇することが報告されていることから脳賦活によるDの上昇が予想されたが、今回の検討では有意な変化はみとめられなかった。ΩおよびΨは過去に報告された視覚刺激による脳賦活での結果とほぼ同様の値であった。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第21回 日本脳循環代謝学会総会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2009-11-20 | |||||
日付タイプ | Issued |