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アイテム
肝細胞癌に対する炭素イオン線治療 -腫瘍径別の検討-
https://repo.qst.go.jp/records/63650
https://repo.qst.go.jp/records/6365047ab6c55-d257-431b-809e-6ad7e7520d46
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2009-10-19 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 肝細胞癌に対する炭素イオン線治療 -腫瘍径別の検討- | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
今田, 浩史
× 今田, 浩史× 加藤, 博敏× 横須賀, 収× 今田 浩史× 加藤 博敏× 横須賀 収 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【目的】肝細胞癌に対する炭素イオン線治療の臨床試験は、1995年より放射線医学総合研究所で開始された。以後4つのプロトコール研究を経て2005年より高度先進医療に昇格した。今回、最大腫瘍径(5cm以下・超)別での治療成績を比較した。【方法】対象は、1997年4月から2003年3月までに、当院にて52.8GyE/4frの炭素イオン線治療を施行した69例とした。最大腫瘍径5cmで2群に分け、両群の治療後の有害事象、局所制御率、生存率を比較した。【成績】患者背景は、男性52名、女性17名、年齢は中央値69歳(範囲37-84歳)、最大腫瘍径は中央値4.0cm、5cm以下が53例、5-10cmが14例、10-15cmが2例であった。最大腫瘍径5cm以下と5cm超の2群に大別し比較すると、遅発性肝有害事象において有意差を認めなかった。5年局所制御率は5cm以下・5cm超ともに94%であったが、5年累積粗生存率は5cm以下で42%、5cm超で13%であり、5cm以下が有意に良好であった。【結論】両群において5年局所制御率はともに94%と良好な治療成績を認め、局所治療としての炭素イオン線治療の有効性が示された。しかし、5年累積粗生存率は5cm超において13%と5cm以下の42%に比べ有意に低下していた。遅発性肝有害事象に有意差はなく、最大腫瘍径が5cmを超える場合には集学的治療を前提とした慎重な経過観察が重要と思われた。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第17回日本消化器関連学会週間 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2009-10-17 | |||||
日付タイプ | Issued |