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  1. 学会発表・講演等
  2. 口頭発表

どのような種類の放射線を低線量率であらかじめ照射したときに適応応答が誘導されるか?

https://repo.qst.go.jp/records/62936
https://repo.qst.go.jp/records/62936
393a4332-8ec1-47d0-b404-571e85f5b752
Item type 会議発表用資料 / Presentation(1)
公開日 2008-12-26
タイトル
タイトル どのような種類の放射線を低線量率であらかじめ照射したときに適応応答が誘導されるか?
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f
資源タイプ conference object
アクセス権
アクセス権 metadata only access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_14cb
著者 鈴木, 雅雄

× 鈴木, 雅雄

WEKO 621716

鈴木, 雅雄

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鈴木 雅雄

× 鈴木 雅雄

WEKO 621717

en 鈴木 雅雄

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 【目的】がんの放射線治療や診断等の医学利用での被曝や宇宙空間環境における飛行体内での被曝で問題となる放射線環境では、線質の異なる様々な種類の放射線の低線量(率)照射の生物影響が想定され、直接被曝した細胞への照射効果のみならずその周囲に存在している直接被曝をしていない細胞(バイスタンダー細胞)への生物効果(バイスタンダー効果)をも含めた細胞集団全体の生物影響を明らかにすることが放射線リスク評価には必要不可欠となる。この研究は、電磁波放射線を低線量率で、または粒子放射線を時間的・空間的に低フルエンスで、それぞれヒト正常細胞に前照射し、それに引き続く放射線急性照射に対する細胞応答(適応応答と遺伝的不安定性)の違いとあらかじめ照射する放射線の種類との関係を明らかにするために計画した。
\n【実験方法】137Csガンマ線、241Am-Be中性子、HIMAC重粒子線(ヘリウム・炭素・鉄イオン)をそれぞれ約8時間掛けて1mGy相当の線量を低線量率/低フルエンスでヒト正常細胞に照射し、それに引き続き200kV X線を急性照射して、X線誘発の細胞致死と突然変異誘発に与える影響を調べた。細胞致死効果は、コロニー形成法による細胞の増殖死を指標とした。突然変異は、X染色体上に存在するhprt遺伝子座を標的遺伝子とし6チオグアニン耐性コロニーの生成頻度より突然変異誘発率を算定した。
\n【得られた結果および考察】X線急性照射に対する細胞致死効果は、X線単独で1.5Gy照射した時の細胞生存率に比べて、ガンマ線、中性子線、ヘリウムイオン、炭素イオン、鉄イオンそれぞれ1mGy相当の低線量(率)/低フルエンス処理を行った場合、有意な差は現れなかった。それに対してX線急性照射に対する突然変異誘発効果は、γ線低線量(率)前処理を行った細胞集団ではX線急性照射のみの対照群に対して約70%に、中性子線低線量(率)前処理した細胞集団では約15%にまで軽減された。一方、ヘリウムイオン低フルエンス照射前処理を行った場合は対照群に比べて1.9倍、炭素イオン低フルエンス照射前処理の場合は4.0倍高頻度に突然変異誘発が増強された。しかしながら、鉄イオン低フルエンス照射前処理を行った場合は対照群と有意な差が無かった。X線誘発突然変異に対して明らかな適応応答が観察された中性子に関して、241Am-Beから放出される中性子線のエネルギーが主に高速中性子であることから、細胞中又はその周囲の水素原子核との弾性散乱の結果生ずる反跳陽子による照射効果として適応応答が誘導されると仮定し、放医研マイクロビーム照射装置(SPICE)を利用してプロトンマイクロビームを細胞集団のごく一部に低フルエンス照射(1個のプロトンを照射)しX線誘発突然変異を調べたところ、突然変異は抑制された。以上の結果から放射線の低線量(率)・低フルエンス照射が及ぼすX線誘発突然変異に対する細胞応答の違いは、前処理に用いる放射線の線質に強く依存し、このことから細胞内にどのような放射線損傷が生じたかに依存することが示唆される。
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等)
内容記述タイプ Other
内容記述 放射線医学総合研究所第3回放射線防護研究センターシンポジウム
発表年月日
日付 2008-12-17
日付タイプ Issued
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Ver.1 2023-05-15 21:25:03.200044
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