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アイテム
小動物定量PETの現状 ―トランスジェニックマウスとマウス定量PET―
https://repo.qst.go.jp/records/62802
https://repo.qst.go.jp/records/628027e1a5e66-cca9-4f38-b74e-b9f1c9a567a0
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2008-10-27 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 小動物定量PETの現状 ―トランスジェニックマウスとマウス定量PET― | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
前田, 純
× 前田, 純× 岡内, 隆× 季, 斌× 樋口, 真人× 須原, 哲也× 前田 純× 岡内 隆× 季 斌× 樋口 真人× 須原 哲也 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 遺伝子を人工的に導入することにより機能を付加もしくは欠落させるトランスジェニック(Tg)マウスの開発は様々な生体機能の解明に寄与してきた。特にこれらのマウスを用いた脳機能研究は精神神経疾患の動物モデルやその病因解明に欠くことのできない手法となっている。これらのモデル動物の脳を非侵襲的かつ機能的に画像化する手法としてPETが期待されていたが、従来のPETの解像度ではマウスの脳画像を定量的に得ることは非常に困難であった。近年開発された小動物PETでは空間分解能が格段に向上し、マウスの脳画像を得ることまで可能となっている。そこで我々の研究室では、この小動物PETを用い2種類のアルツハイマー病モデルマウスのPET画像化を試みている。家族性アルツハイマー病で見られる変異amyloid precursor protein(APP)遺伝子を導入したAPP-Tgマウスにおいて、アミロイドPETリガンド[11C]PIBによってマウスの老人斑の画像化に成功した。この老人斑は加齢に伴い増加していき、アミロイド抗体の注入により減少が見られた。一方、過剰にリン酸化され神経内で不溶化する変異Tau遺伝子を導入したTau-tgマウスでは生後6月齢以降著明な海馬の萎縮が認められるようになるが、末梢性ベンゾジアゼピン受容体(PBR)リガンドのPETにより萎縮に伴うグリアの活性化の画像化を可能にした。これらのことからTgマウスを用いた小動物PETによる脳機能の画像化は種々の精神神経疾患に対する画像診断薬の開発や治療薬のスクリーニングに対し強力なツールになりうると期待される。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第48回日本核医学会学術総会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2008-10-26 | |||||
日付タイプ | Issued |