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アイテム
第27回実験動物病理標本交見会
https://repo.qst.go.jp/records/62458
https://repo.qst.go.jp/records/624584e546273-dd75-47f0-b2a9-55486a891305
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2008-03-11 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 第27回実験動物病理標本交見会 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
小久保, 年章
× 小久保, 年章× 小久保 年章 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 放医研から交見会に参加している機関に提出したラット腎臓の病理組織診断は以下のようである。症例の腎臓には種々の段階の慢性的な変化が認められ、荒廃した組織像を呈している。組織像としてラットの慢性腎症にみられる再生尿細管、糸球体・尿細管基底膜の肥厚、尿細管の拡張・萎縮、間質の線維化、細胞浸潤、硝子円柱、糸球体の硬化が認められる。これらの変化に加え、 特徴的変化として葉間動脈から細動脈にかけて明らかな内腔狭窄がみられる。 またフィブリノイド変性が腸壁の動脈、甲状腺周囲の動脈など腎以外の動脈にも認められ、内腔狭窄を伴っている。さらに心臓の肥大、肺動脈の変性・細胞浸潤を伴った肥厚、肺胞マクロファージの浸潤を伴った肺水腫,胸水の貯留もみられていることから、本症例は循環障害、特に高血圧状態にあった可能性がある。 以上のことより、本症例の腎臓は高血圧モデル動物と同様に高血圧状態ないし循環系の異常を呈していたことが主要因となり、腎臓に硬化性病変が惹起されたものと考えた。 葉間動脈から細動脈にかけて血管に変化がみられていること、原因およびその組織像が想像可能な診断名とすることが適切と考え、動脈・細動脈性腎硬化症 arterial/arteriolar nephrosclerosisと診断した。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第27回実験動物病理標本交見会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2008-03-07 | |||||
日付タイプ | Issued |