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アイテム
4次元WELマップによる粒子線治療時の飛程変動に関する研究
https://repo.qst.go.jp/records/62250
https://repo.qst.go.jp/records/62250a249ddc0-9ab6-4af3-9879-d23dd0571835
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2007-10-05 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 4次元WELマップによる粒子線治療時の飛程変動に関する研究 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
大野, 由美子
× 大野, 由美子× 蓑原, 伸一× 稲庭, 拓× 須金, 紀雄× 馬場, 雅行× その他× 大野 由美子× 蓑原 伸一× 稲庭 拓× 須金 紀雄× 馬場 雅行 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 呼吸性運動を有する体幹部への放射線治療では、同期照射や追跡照射などで標的への線量集中を行なう。そこでは主に照射野内での側方への運動が重要であり、これに関した臓器の幾何学的運動については既に多くの報告がある。一方、ビーム飛程末端でシャープなdistal fall-off を有する粒子線治療では、側方への幾何学的な運動のみならずビーム経路中の密度変化に依存した深さ方向の変動も重要になる。特に肺野のような密度変化の大きな部位では、飛程方向の変動は線量分布に大きく影響する。 2006年度からスタートした放医研の次世代照射システム開発プロジェクトでは、呼吸性運動を伴う肺・肝への呼吸同期スキャニング照射の臨床化を目指している。呼吸同期であっても、同期時間内に臓器はわずかに運動しており、また呼吸波形の安定性の問題から同期のタイミングがわずかに変動すると予想される。従って呼吸同期期間及びその前後のタイミングでの標的位置の変動量を事前に評価し、かつ変動が最も少ないタイミングと照射方向を選択する必要がある。そこで我々は呼吸位相同期4次元CT画像を用いて、ビームから見た飛程(体内水等価厚WELの等深度線)の時系列3次元マップ(4D-WELマップ)を作成・表示するソフトウエアを開発した。標的周辺で、呼吸位相に対応して飛程がどのように変化するかを観察でき、スキャニング法での線量分布にどのような影響が及ぶかを検討できる。さらにこれを用いれば、標的辺縁での飛程変化が最も少ない照射方向の探索が可能となり、回転ガントリーによる照射方向最適化の指標になり得る。発表では4D-WELマップの臨床例についても報告する。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第93回日本医学物理学会大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2007-04-15 | |||||
日付タイプ | Issued |