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アイテム
拡散強調画像(DWI) におけるT2-related signal loss:悪性黒色腫を用いたT2信号とDWI信号の関係
https://repo.qst.go.jp/records/62098
https://repo.qst.go.jp/records/62098167cacc8-0bac-4001-8714-21c3ec9798cc
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2007-05-07 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 拡散強調画像(DWI) におけるT2-related signal loss:悪性黒色腫を用いたT2信号とDWI信号の関係 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
岸本, 理和
× 岸本, 理和× 神立, 進× 小畠, 隆行× 溝江, 純悦× 鎌田, 正× 辻井, 博彦× 岸本 理和× 神立 進× 小畠 隆行× 溝江 純悦× 鎌田 正× 辻井 博彦 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【目的】拡散強調画像(DWI)がスクリーニングとして広く用いられつつあるが、病変があるにもかかわらずDWIで抽出されない、または信号が弱い偽陰性病変が時に経験される。今回われわれはT2強調画像で様々な信号を示す悪性黒色腫症例を対象として、そのT2強調画像の信号と拡散強調画像の信号との関係を調べた。【方法】平成17年4月から平成18年9月までに当院を受診した悪性黒色腫症例53例のうち、腫瘍が同定され、ROIを取ることが可能であった26例(男性11例、女性15例、30〜80歳、平均62.8歳)を対象とした。頭頸部が23例(鼻腔副鼻腔16、眼窩2、舌2、口蓋、耳下腺、リンパ節各1)、それ以外が3例(仙骨、膣、距骨各1)であった。使用装置は1.5T MRI。拡散強調画像はsingle-shot EPIで脂肪抑制はSTIRを使用、b値=0、1,000とした。T2信号とDWIの信号は同一スライスで腫瘍部分と筋肉にROIをとりその信号比(t/m比:tumor/muscle)で表した。同じ部位でADC値も測定した。統計はSpearmanの順位相関を用いた。【成績】T2信号のt/m比(T2t/m)とDWIのt/m比(DWIt/m)は強い正の相関を示した(DWIt/m=−.408+1.805×T2t/m, ρ=.746, p=.0002)。一方でT2信号のT/M比とADC値は相関がなかった(.865+.018×T2t/m, ρ=.028, p=.89)。【結論】DWIにはT2 shine-through現象が知られているが、逆にT2信号が低い腫瘍の場合はDWIで抽出不良となる、T2-related signal lossが起こる場合がある。DWIでスクリーニングを行う場合は注意が必要である。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第66回日本医学放射線学会学術集会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2007-04-15 | |||||
日付タイプ | Issued |