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アイテム
前立腺癌に対する炭素イオン線治療:10年の経験
https://repo.qst.go.jp/records/61929
https://repo.qst.go.jp/records/6192981bda954-9316-4cdd-bee5-e3ef7ad02ca5
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2006-12-01 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 前立腺癌に対する炭素イオン線治療:10年の経験 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
辻, 比呂志
× 辻, 比呂志× 辻 比呂志 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 目的;3つの臨床試験の結果から、前立腺癌の治療における炭素イオン線の有用性を評価する。 対象と方法;平成7年6月から18年2月までに432症例を登録し、この内同一病理医の診断が得られ、治療後6ヶ月以上が経過した378例を対象とした。重粒子線治療は5週20回分割で総線量は54GyEから72GyEであるが、内303症例は66GyEで治療した。PSA20以上またはT2b以上またはグリソン7以上は高リスクとしてホルモン療法を併用し、それ以外は低リスクとして重粒子線単独療法を行った。 結果;有害反応は初期に72GyEで治療された症例に3度の遅発性障害を認めたが、その後治療法の改良、線量の適正化により著名に軽減した。現在の治療法では2度の障害が直腸2.1%、尿路系7.0%で、3度の障害は発生していない。 全例の8年の生化学的非再発率は81.8%、全生存率77.7%、原病生存率97.5%であった。予後因子では病期とグリソンスコアが原病生存率と生化学的非再発率の予後因子であった。 まとめ;3つの臨床試験を通じて、有害反応を軽減しつつ良好な抗腫瘍効果を得る治療法を確立することができた。最近では、高リスク群を中リスクと高リスクに分け、中リスク群でホルモン療法を短期化して、治療法の個別化、適正化を図っている。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線腫瘍学会第19回学術大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2006-11-25 | |||||
日付タイプ | Issued |