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アイテム
炭素イオン線治療における視神経線量の解析
https://repo.qst.go.jp/records/61921
https://repo.qst.go.jp/records/61921db593b92-9cbc-4345-99a8-21dadf222e50
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2006-11-30 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 炭素イオン線治療における視神経線量の解析 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
長谷川, 安都佐
× 長谷川, 安都佐× 溝江, 純悦× 辻井, 博彦× 長谷川 安都佐× 溝江 純悦× 辻井 博彦 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 【目的】先に報告した炭素イオン線治療における視神経の線量障害確率の解析結果を用いてprospective studyを行い、視神経のRBEを検討した。 【方法】2000年4月から2003年3月まで、頭頚部または頭蓋底領域の悪性腫瘍116例に対し炭素イオン線治療が行われた。これらの症例は、先の解析結果を受け、視神経が腫瘍に巻き込まれている場合を除いて、視神経への最大線量が55GyE以下となるよう治療計画を行い、可能な限り視神経を保護することに努めた。このうち2年以上観察可能であり、患側視神経に45GyE以上照射された31例34視神経について解析した。(視神経に対する最大線量は46~65GyEであった。)(治療前、全ての症例で視機能障害についてのインフォームドコンセントが行われた。)34視神経のエンドポイントを失明とし、DVHを用いた視神経への線量評価を行い、先に報告した炭素イオン線治療での視神経の耐容線量と比較した。 【結果】失明の発生率は、視神経へ照射された最大線量が、55GyE 以下では0%、55GyE以上では22%(5/23例)であり、視神経の20%容積における50%障害確率線量は60GyEであった。これは先の解析結果と比べ、障害の発生率が低下していた。 【結語】視神経の最大線量を55GyE以下、20%容積の線量を40GyE以下にすることで、視神経を保護することが可能であった。低LET放射線と比較した炭素イオン線の視神経に対するRBE(3.25)が推定された。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線腫瘍学会第19回学術大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2006-11-25 | |||||
日付タイプ | Issued |