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アイテム
化学重粒子線治療により良好な局所制御が得られた膣悪性黒色腫の一例
https://repo.qst.go.jp/records/61789
https://repo.qst.go.jp/records/61789ff4f04d1-5edc-4a4b-84cc-7748e867a378
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2006-09-19 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 化学重粒子線治療により良好な局所制御が得られた膣悪性黒色腫の一例 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
大野, 達也
× 大野, 達也× 加藤, 真吾× 水谷, 勝美× 辻井, 博彦× 大野 達也× 加藤 眞吾× 辻井 博彦 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 膣原発悪性黒色腫は臨床的に化学療法や放射線治療に対して抵抗性であることが多く、予後不良な疾患として知られている。重粒子線治療は線量分布と生物学的効果に優れ、肉腫や悪性黒色腫など従来の放射線治療には抵抗性の腫瘍に対してもその有効性が示されている。我々は、化学重粒子線治療により良好な局所制御が得られた膣原発悪性黒色腫の一例を経験したので報告する。 【症例】55歳。2経妊0経産、52歳閉経。不正性器出血を主訴に近医を受診。生検にて膣原発の悪性黒色腫と診断された。局所進行状態のため手術適応がなく、重粒子線治療目的で当院に紹介となった。当院精査にて、膣から右骨盤壁に達する巨大な腫瘍(MRIでは7.5x5x5cm大)と右鼠径リンパ節転移、および肺転移が認められた。膣原発巣と鼠径部に対して炭素線治療を57.6GyE/16回/4週施行し、さらに、VCR, ACNU, DTICからなるDAV療法を炭素線治療前、中、後にそれぞれ1、1、2コース併用した。治療半年後、肺転移巣の増大が認められ、化学療法はDACTam療法に変更した。この間、膣腫瘍はゆっくりと縮小が続き、治療後1年で消失に至った。さらに3か月経過した現在、膣および鼠径リンパ節に明らかな再発の徴候は認められていない。 【考察】膣原発悪性黒色腫は、他部位原発の悪性黒色腫と同様に重粒子線治療により良好な局所制御が期待できる。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第40回日本婦人科腫瘍学会学術集会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2006-07-22 | |||||
日付タイプ | Issued |