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アイテム
高感度・高解像度PETイメージング技術:頭部用試作機jPET-D4の開発と小動物用装置への発展
https://repo.qst.go.jp/records/61735
https://repo.qst.go.jp/records/61735a08a72db-eabb-438e-a364-869d8b7dab16
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2006-08-29 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 高感度・高解像度PETイメージング技術:頭部用試作機jPET-D4の開発と小動物用装置への発展 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
山谷, 泰賀
× 山谷, 泰賀× 吉田, 英治× 稲玉, 直子× 津田, 倫明× 錦戸, 文彦× 澁谷, 憲悟× 菅, 幹生× 小尾, 高史× 長谷川, 智之× 山下, 貴司× 北村, 圭司× 石橋, 浩之× 谷本, 克之× 吉川, 京燦× 棚田, 修二× 村山, 秀雄× 山谷 泰賀× 吉田 英治× 稲玉 直子× 津田 倫明× 錦戸 文彦× 澁谷 憲悟× 菅 幹生× 小尾 高史× 長谷川 智之× 北村 圭司× 谷本 克之× 吉川 京燦× 棚田 修二× 村山 秀雄 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | Positron Emission Tomography (PET)は、生体内特定分子の局在と動態を画像化できることから、分子イメージングを推進する有力な手段として期待されている。高い空間解像度と装置感度が求められているが、従来のPET装置ではこれらの両立が課題であった。これは、透過力の強い511keVの消滅γ線を十分に検出するためには検出素子を3cm程度に厚くする必要があるが、検出器を体に近づけて感度を高めようとすると、斜め方向から入射する消滅γ線に対する位置検出精度が劣化してしまうためである。 これに対し我々は、産学官協力体制のもと、検出素子内の深さ方向相互作用位置(DOI)を弁別する4層DOI検出器を世界に先駆けて開発し、頭部用PET装置”jPET-D4”を試作した。DOI検出器は、体に近づけても位置検出精度が劣化しにくいため、感度と解像度を共に高めることができる。jPET-D4は、2.9mm角のGSO素子を約12万個配置する構成(検出器リング直径390mm、体軸方向視野260mm)となっている。そして、DOIデータの冗長性を抑制し次元数を削減するDOI compression法を付加した統計的画像再構成手法を適用し、画像中で2〜3mmの均一な解像度が得られることをファントム実験にて示した。また、放医研治験等審査委員会にて承認されたFDG健常ボランティア実験を行い、試作機の優れたイメージング性能を示した。今後、臨床利用に向けて、装置の安定性、高計数測定時の性能、画像再構成の計算時間などの課題を解決していく必要がある。 一方、小動物PETでは1mm程度の高い空間解像度が要求されるが、人間PETと同程度の定量性を確保する(ボクセルあたりのカウント数が人間PETの場合と等しくなる)ためには、数十倍の装置感度向上が求められる。これまでに、jPET-D4に搭載した4層DOI検出器を改良し、同じ受光素子で1.4mm角(1/5体積)の小型結晶を弁別する小動物用4層DOI検出器の試作に成功した。そして、図に示す新たな小動物用PET装置”jPET-RD”の基礎設計を行い、計算機シミュレーションによって、1mm台の空間解像度および市販装置の約4倍程度の装置感度が得られることを示した。現在、試作検出器による1ペア実験システムの構築を進め、空間分解能性能の実証実験を進めている。 DOI技術は、全身計測に加え、部位別・対象別装置による近接撮像を可能にし、小動物からヒトまでのトランスレーショナルな分子イメージングの高度化へ大きく貢献すると期待される。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本分子イメージング学会 設立総会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2006-05-24 | |||||
日付タイプ | Issued |