WEKO3
アイテム
gpt delta マウスを用いたNNK誘発突然変異に対する低線量率放射線の影響
https://repo.qst.go.jp/records/61191
https://repo.qst.go.jp/records/611913f517788-2df2-44d9-97aa-0b3380228554
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2005-11-29 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | gpt delta マウスを用いたNNK誘発突然変異に対する低線量率放射線の影響 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
池田, 恵
× 池田, 恵× 増村, 健一× 坂元, 康晃× 王, 冰× 根井, 充× 早田, 勇× 能美, 健彦× その他× 池田 恵× 増村 健一× 坂元 康晃× 王 冰× 根井 充× 早田 勇× 能美 健彦 |
|||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | (研究の目的)ヒトは日常生活において多数の化学物質に暴露されており、ヒトに起きるがんの半数以上は食物や喫煙によって体内に取り込まれる化学物質に由来すると考えられている。従って、放射線の生物影響を考える際には、放射線のみの影響でなくヒトがどのような化学物質にどの程度暴露されているのかを勘案する必要がある。本研究では突然変異検出のためのレポーター遺伝子を組み込んだトランスジェニックマウスを用い、4-(methylnitrosamino)-1-(3-pyridyl)-1-butanone(NNK)誘発突然変異に対する低線量(率)放射線(gamma線)の影響を検討した。 (方法)雌7週齢のgpt delta トランスジェニックマウスにgamma線を異なる線量率(0, 0.5, 1.0, 1.5mGy/h)で22h/day, 2週間照射した。照射を継続しつつNNKを腹腔内投与(2 mg/mouse×4 day)し、照射下でさらに2週間飼育した。また、NNKの代わりに溶媒(生理食塩水)を投与した対照群を用い、肺と肝臓におけるgpt点突然変異体頻度および肺におけるSpi欠失変異体頻度を測定し、NNK誘発突然変異に対するgamma線照射の影響について検討した。 (結果)NNK投与群のgpt点突然変異体頻度は非投与群に対し肺で3−8倍、肝臓で12-19倍、有意に増加した(pは0.01未満)。NNK投与群、非投与群ともに点突然変異に対する低線量率放射線照射の有意な影響は認められなかった。肺におけるSpi欠失変異は、照射群で1kb以上の欠失が増加する傾向がみられた。現在、NNKとgamma線照射の複合影響について、欠失変異を指標に検討している。 |
|||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会第48回大会及び第1回アジア放射線研究会議 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2005-11-17 | |||||
日付タイプ | Issued |