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アイテム
高感度・高解像度PET装置”jPET-D4”の開発と今後の発展
https://repo.qst.go.jp/records/61078
https://repo.qst.go.jp/records/610787d4f79f8-88c4-46e9-8924-ae9392b10b7d
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2005-09-14 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 高感度・高解像度PET装置”jPET-D4”の開発と今後の発展 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
山谷, 泰賀
× 山谷, 泰賀× 山谷 泰賀 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | がんなどの早期診断に有効と注目されているPETは、陽電子放出核種で標識した化合物の生体内分布および時間変化を3次元的に画像化する検査法である。透過力の強い511keVの消滅γ線を十分に検出するためには検出素子を3cm程度に厚くする必要があるが、検出器を体に近づけて感度を高めようとすると、斜め方向から入射する消滅γ線に対する位置精度が劣化してしまうことから、感度と解像度の両立が課題であった。これに対し我々は、産学官協力体制のもと、検出素子内の深さ方向相互作用位置(depth-of-interaction: DOI)を弁別する4層DOI検出器を世界に先駆けて開発し、頭部用試作装置jPET-D4の開発を進めている。DOI検出器は、体に近づけても位置検出精度が劣化しないため、感度と解像度を共に高めることができる。解像度が高いほどより小さい病変が検出でき、感度が高いほど定量性向上に加えて検査時間の短縮や被ばく量の低減に貢献する。jPET-D4は、2.9mm角のGSO素子を約12万個配置する構成(検出器リング直径390mm、体軸方向視野260mm)となっており、これまでに全体の5分の1の検出器を装着した試作機を実装した。そして、DOIデータの冗長性を抑制し次元数を削減するDOI compression法を付加した統計的画像再構成手法を適用し、2〜3mmの画像中均一な解像度が得られることをファントム実験にて示した。DOI技術は、全身計測に加え、部位別・対象別装置による近接撮像を可能にし、小動物からヒトまでのトランスレーショナルな分子イメージング実現へ大きく貢献すると期待される。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第66回応用物理学会学術講演会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2005-09-11 | |||||
日付タイプ | Issued |