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アイテム
前立腺癌の高速撮影法SENSE(sensitivity encoding)を用いた拡散強調画像
https://repo.qst.go.jp/records/60870
https://repo.qst.go.jp/records/60870b7df2cea-3894-4077-95f4-9618d8d099b5
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2005-02-24 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 前立腺癌の高速撮影法SENSE(sensitivity encoding)を用いた拡散強調画像 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
岸本, 理和
× 岸本, 理和× 岸本 理和 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | [背景]当施設では前立腺癌に対する放射線治療が行われているが、治療前に生検やホルモン療法が加えられていることもあり、通常のCT/MRIでは前立腺癌の描出が充分に得られていない。前立腺癌に対する拡散強調画像の有用性は以前から報告されているが、従来の検査法では診断に耐えうる画質が安定して得られていなかった。近年、複数のコイルを用いたpararell imagingの一種であるSENSE(sensitivity encoding)を使って比較的短時間に良好なEPI(echo-planar-imaging)の拡散強調画像が得られるようになってきており、腹部にも用いられつつある。特に骨盤領域は呼吸性の移動が少なく、この検査に適している。 [目的]SENSEを用いた拡散強調画像で前立腺癌の描出が可能かどうか検討する。 [方法]健常ボランティア1名、および前立腺癌患者5名を対象に専用コイルを用いて通常ルーチン検査の後、SENSE併用single-shot EPI法によるdiffusion -weighted imaging(DWI)を撮像した。撮影条件は以下の通りである。TR/TE=2761/96msec, FA=90, matrix=128x128, FOV=350, slice thickness=2.5mm, gap=0.5mm, b-factor=0,700s/m?, motion probing gradientは6軸に印加、sense factor=2, 呼吸停止はなしでaxial image(20slice)を撮影した。加算回数は患者は6回、ボランティアは15回行った。画像解析は数学演算ソフト(Matlab,the MathWorks, inc., Natick, MA)を用いた独自のプログラムにて行った。得られた画像からADC(apparent diffusion coefficient)画像およびDTI(diffusion tensor imaging)を画像化した。これらの画像解析プログラムの妥当性は植物ファントム(パイナップル)で確認した。 [結果]1.パイナップルを用いた実験で食物繊維の走行が良好に描出され、プログラムは妥当であると確認された。2.ボランティアの前立腺において同心円状の異方性を認めた。3.前立腺癌症例5例中3例において腫瘍はT2強調画像、ADC画像で低値を示した。DTIでは腫瘍部は同心円状の異方性を示す正常前立腺組織内で異方性の少ない領域として描出された。1例ではT2強調画像では腫瘍ははっきりしなかったがADC画像で低信号域として描出され、DTIでも異方性が弱かった。残りの1例はT2強調画像でもADC画像・DTIでも描出されなかった。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 2004年独立行政法人放射線医学総合研究所 第4回核磁気共鳴医学研究班班会議 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2004-05-27 | |||||
日付タイプ | Issued |